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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.01.13 15:06

アジアン・ル・マン第2戦ベンドはGドライブが優勝。GTクラスではCarGuyの7号車が今季初V

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ル・マン/WEC | アジアン・ル・マン第2戦ベンドはGドライブが優勝。GTクラスではCarGuyの7号車が今季初V

 アジアン・ル・マン・シリーズの2019-2020シーズン第2戦は1月12日、オーストラリアのベンド・モータースポーツパークで4時間の決勝レースが行われ、LMP2クラスはロマン・ルシノフ/ジェームス・フレンチ/レオナルド・フーゲンブーム組Gドライブ・レーシング・バイ・アルガルベの26号車アウルス01が優勝。GTクラスではCarGuy Racingの木村武史/ケイ・コッツォリーノ/コム・レドガー組7号車フェラーリ488 GT3が優勝を飾った。

 2020年のル・マン24時間出場権をかけたアジアン・ル・マン・シリーズの2019-2020シーズンは、第1戦の上海に続き舞台をオーストラリアの新設コース、ベンドに移して第2戦が開催された。1月11日の予選では、サンダーヘッド・カーリン・レーシングの45号車ダラーラP217がポールポジションを獲得するも、12日のレースでは序盤、GTクラスに参戦するD’station Racingの77号車アストンマーティン・バンテージGT3にヒットしてしまい遅れてしまう。

 レースは終盤に向け、26号車アウルス01を駆るルシノフと、今回ユーラシア・モータースポーツの36号車リジェJS P217をドライブしているスーパーフォーミュラ王者のニック・キャシディとの争いになり、キャシディが差を詰めるものの、フルコースイエローや36号車のトラブルにより、26号車が逃げ切り優勝を飾った。

 LMP2クラスの2位はユーラシア・モータースポーツの36号車リジェJS P217。3位は序盤の接触が響いたサンダーヘッド・カーリン・レーシングの45号車ダラーラは3位でレースを終えた。

 GTクラスは、今回のベンドではフェラーリ488勢が速さをみせ、予選ではハブオート・コルサの27号車フェラーリがポールポジションを獲得。CarGuy Racingの7号車が2番手につけた。

 レースでは、CarGuy Racingの7号車がアストロ・ベローチェ・モータースポーツも16号車BMWと接触。BMWがコースアウトを喫し、CarGuy Racingはドライブスルーペナルティを受けてしまう。これでハブオート・コルサの27号車が大きくリードを広げることになった。

 しかし、ハブオートはエンジントラブルが起きてしまい、CarGuy Racingが逆転。2018-2019シーズンに無敗でチャンピオンを獲得したCarGuy Racingが今季初優勝を飾った。2位はハブオート・コルサ、3位はスピリット・オブ・レースの51号車、4位はT2モータースポーツの75号車と、トップ4をフェラーリが独占した。

 開幕戦ウイナーであるD’station Racingの星野敏/藤井誠暢/ロス・ガン組77号車アストンマーティン・バンテージGT3は、序盤2番手まで順位を上げたものの、先述のようにLMP2車両にヒットされてしまい、車両修復のために遅れたが、クラス6位でフィニッシュ。JLOCのアンドレ・クート/元嶋佑弥/柴田優作組88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3も、LMP3車両に接触され遅れてしまい、クラス7位でフィニッシュした。

 アジアン・ル・マン・シリーズ第3戦は、2月14〜15日にマレーシアのセパンで開催される。

アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦ベンドのLMP2クラスを制したGドライブ・レーシング・バイ・アルガルベの26号車アウルス01
アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦ベンドのLMP2クラスを制したGドライブ・レーシング・バイ・アルガルベの26号車アウルス01
アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦ベンドのLMP2表彰台
アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦ベンドのLMP2表彰台
アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦ベンド D'station Racingの星野敏/藤井誠暢/ロス・ガン組77号車アストンマーティン・バンテージGT3
アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦ベンド D’station Racingの星野敏/藤井誠暢/ロス・ガン組77号車アストンマーティン・バンテージGT3
アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦ベンド JLOCのアンドレ・クート/元嶋佑弥/柴田優作組88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3
アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦ベンド JLOCのアンドレ・クート/元嶋佑弥/柴田優作組88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3


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