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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.01.31 11:42
更新日: 2020.01.31 13:44

バサースト12時間:松田・千代組ニッサンGT-R、プラクティス1で最速も終盤にクラッシュ

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ル・マン/WEC | バサースト12時間:松田・千代組ニッサンGT-R、プラクティス1で最速も終盤にクラッシュ

 1月31日、2020年シーズンのIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ開幕戦、リキモリ・バサースト12時間レースが開幕した。戦いの舞台となるオーストラリア、マウント・パノラマ・サーキットで同日8時40分よりフリープラクティス1が行われ、KCMGの35号車ニッサンGT-RニスモGT3がトップタイムをマーク。しかし、同車はセッション終盤にクラッシュを喫している。

 千代勝正、松田次生、ジョシュ・バードンというドライバーラインアップを敷くKCMGの1台は、31日に開幕したオーストラリア最大級の耐久イベントのオープニングセッションに出走。バードンが乗り込んだ35号車GT-Rは走行開始からまもなくタイムを2分06秒台に乗せると、中盤までに2分06秒5531に伸ばしてタイムシートの最上段につける。
 
 トップタイムが更新されぬまま迎えたセッション終盤、タスマニア人ドライバーが駆るGT-Rは“リード・パーク”と呼ばれるターン7で、コンクリートウォールにヒットしてしまう。
 
 このアクシデントによって暫定トップタイムをマークしていた35号車GT-Rは左リヤに損傷を負い走行不能に。コース上では赤旗が提示され、フリープラクティス1はそのままセッション終了となった。
 
 35号車GT-Rがクラッシュした影響で10分遅れで開始されたフリープラクティス2では、ラファエル・マルチェッロ駆るメルセデスAMGチーム・グループM・レーシングの999号車メルセデスAMG GT3が2分04秒781でセッション最速に。
 
 同セッションでも残り時間15分を切った終盤にアクシデントが立て続けに発生し、ロマン・デュマがドライブするNEDレーシングチームの4号車ポルシェ911 GT3 Rと、マーロ・エンゲルが乗り込んだメルセデスAMGチーム・クラフト・バンブー・ブラックファルコンの77号車メルセデスAMG GT3の2台が、それぞれ積載車に載せられてパドックに戻されている。
 
 なお、KCMGの35号車GT-Rはフリープラクティス2に続き、12時20分(日本時間10時20分)から行われた3回目のプラクティスでもコース復帰に至っていない。

ホンダ・レーシング・チームJASの30号車ホンダNSX GT3 Evo
ホンダ・レーシング・チームJASの30号車ホンダNSX GT3 Evo
オーストラリアのイベントらしく、999号車メルセデスAMG GT3のボンネットからカンガルーのバルーン人形が飛び出している姿も。
オーストラリアのイベントらしく、999号車メルセデスAMG GT3のボンネットからカンガルーのバルーン人形が飛び出している姿も。


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