更新日: 2020.02.01 12:05
【動画】カンガルーの侵入でセッションストップ。バサーストならではの“FCK”週末初導入
オーストラリアのマウント・パノラマ・サーキットで開催されているリキモリ・バサースト12時間レースは2月1日、現地時間8時45分から予選に向けた最後の走行が行われたが、同セッションではコース内に複数頭のカンガルーが侵入したため赤旗が提示されることになった。
複数のカンガルーが現れたのはフリープラクティス5が始まった直後だった。イベントのロゴマークにも描かれるオーストラリアを象徴するアニマルは、ターン1を抜けた先のマウンテンストレートからコース内に侵入すると道を横断するのではなく、まるでGT3カーを先導するかのようにコースを進み始める。
この間、コース上ではレッドフラッグが提示された。侵入者たちはターン2、ターン3を経てターン4のカッティングでようやくコース上から出ていったが、同セッションでは安全確認のため、その後約30分に渡って赤旗が続いた。
バサースト12時間をシリーズの開幕戦に組み込むIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの公式Twitterではアクシデントが起きた当時の公式映像を公開。シリーズで用いるFCY(フルコースイエロー)になぞらえた“FCK(フルコースカンガルー)”という単語を使いオーストラリアならでは珍風景を紹介している。
? RED FLAG ?
We have our first FCK: Full Course Kangaroo!#IntGTC | #B12Hr ?? pic.twitter.com/2TLNNDtdE6
— Intercontinental GT Challenge (@IntercontGTC) January 31, 2020