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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.10.16 20:24
更新日: 2016.10.16 20:59

【WEC富士】可夢偉「勝利のチャンスに賭けタイヤ無交換を決断」

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ル・マン/WEC | 【WEC富士】可夢偉「勝利のチャンスに賭けタイヤ無交換を決断」

 16日に行われたWEC世界耐久選手権第7戦富士の決勝レースを制したTOYOTA Gazoo Racingの6号車トヨタTS050ハイブリッドの小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ステファン・サラザンの3人が、決勝の戦いを振り返った。

■小林可夢偉

「今週末は走り出しから苦戦していましたが、予選後には、決勝に向けポジティブな感触を得ていました」

「多くのファンが応援してくれる、トヨタのホームレースで優勝できたことを誇りに思いますし、最高の気分です。チームメイトも素晴らしい走りをしてくれましたね」

「僕たちは今シーズン唯一、ル・マン24時間では競争力がありましたが、それ以外のトラックでは厳しい戦いを強いられていて、ここ(富士)も例外ではないと考えていました。ですが、日本に戻ってきて、こうして勝利することができた。みんなのサポートに感謝しています」

「(ユーズドタイヤで走った)最後のスティントはとても厳しいものでした。ピットに入る前、新品タイヤに交換するか、タイヤ無交換で走りきるかエンジニアに聞かれたので、『タイヤ無交換の場合は、ピット作業で何秒のアドバンテージがあるの?』と訊ねたんです」

「彼ら(エンジニア)は10秒のゲインがあると答えたので、ユーズドタイヤで最後まで走りきることを決断しました」

「最後は、周回遅れのマシンをパスしながら、可能な限り速いラップタイムで走ろうとベストを尽くしました。リスクのある決断でしたが、母国で優勝できてとても嬉しいです」


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