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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.03.14 23:26
更新日: 2020.03.14 23:27

GTワールドチャレンジ・アジアが新型コロナウイルスの影響で日程修正。オートポリスを追加

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ル・マン/WEC | GTワールドチャレンジ・アジアが新型コロナウイルスの影響で日程修正。オートポリスを追加

 SROモータースポーツ・グループは3月14日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、2020年のGTワールドチャレンジ・アジアのカレンダーについて、第1戦セパンの中止と第2戦ブリーラムを延期するとした。開幕戦は5月の富士となり、オートポリスを追加する緊急時計画を実施すると発表した。

 全世界的にモータースポーツカレンダーに大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルス。近年アジア圏を中心に多くのエントリーを集めているGTワールドチャレンジ・アジアにもその影響が及ぶことになった。

 SROは14日、4月いっぱいまで多人数が集まるイベントが禁じられたマレーシアでの第1戦セパンを中止することを発表した。さらに、4月25〜26日に予定されていたタイ・ブリーラムでの第2戦もチームメンバーやパートナーの保護のため延期するという。

 この結果、1戦が中止、さらに1戦は延期という結果となったが、SROは緊急時の対応計画に基づき、大分県日田市のオートポリスでレースを開催すると発表した。オートポリス戦は7月11〜12日に計画されており、5月23〜24日の富士スピードウェイでのレースが開幕戦、6月20〜21日の鈴鹿サーキットが第2戦に。7月まで日本で3連戦が行われることになった。8月にはインターコンチネンタルGTチャレンジの鈴鹿10時間も予定されており、もしこれにGTワールドチャレンジ・アジアのチームが参戦する場合、日本で4連戦となる。

 当初のGTワールドチャレンジ・アジアのカレンダーでは、終盤2戦は上海でのレースが予定されていたが、9月12〜13日の第4戦上海、10月17〜18日の上海888は予定どおりとされている。第6戦については現在未定となっているが、SROは「当初の2020年のスケジュールに従って、6ラウンドを完全に開催する。必要に応じてさらなる情報はアップデートする」としている。

GTワールドチャレンジ・アジア
2020年アップデート版カレンダー

第1戦 5月23〜24日 富士スピードウェイ(日本)
第2戦 6月20〜21日 鈴鹿サーキット(日本)
第3戦 7月11〜12日 オートポリス(日本)
第4戦 9月12〜13日 上海国際サーキット(中国)
第5戦 10月17〜18日 上海888(中国)
第6戦 TBC


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