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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.05.27 12:08
更新日: 2020.05.27 12:22

ロッテラーも参戦へ。ポルシェが『ル・マン24時間バーチャル』のラインアップ発表

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ル・マン/WEC | ロッテラーも参戦へ。ポルシェが『ル・マン24時間バーチャル』のラインアップ発表

 6月13~14日にオンラインで開催される世界最大級のバーチャルレースイベント『ル・マン24時間バーチャル』への参戦を明らかにしているポルシェは5月26日、同イベントに参加する計16名のドライバーラインアップを発表した。

 ル・マン24時間バーチャルは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症のパンデミックによって開催が9月19~20日に延期された現実世界のル・マン24時間に代わって、元のスケジュールの週末に行われることが決まったeスポーツイベントだ。
 
 本大会のエントリーリストはすでにル・マン24時間を主催するACOフランス西部自動車クラブから発表されており、レースの総出場台数は使用されるシミュレータープラットフォーム『rFactor 2』の上限である50台に達している。

 そんな“仮想”ル・マンに4台の2017年仕様ポルシェ911 RSRを投入するポルシェEスポーツチームは、同レースの規定に従い、1台につきリアルレーサー2名と、プロのシムレーサー2名を起用。4台都合16名でGTEクラス優勝を目指す。

 このラインアップのなかには日本でもお馴染みのアンドレ・ロッテラーが含まれる他、ニール・ジャニ、ニック・タンディらル・マン優勝経験を持つポルシェワークスドライバーたちが名を連ねた。また、女性ドライバーのシモーナ・デ・シルベストロもこのなかに加わっている。

「このような状況のなか行われることになったル・マン24時間バーチャルは、世界中の多くのファンにアプローチする素晴らしい機会を提供している」と語るのはポルシェファクトリーモータースポーツのディレクターを務めるパスカル・ズーリンデン。

「ル・マンはもっとも伝統的な耐久レースとみなされており、そのデジタル版は新しいターゲットグループをモータースポーツの世界に惹きつけることができると考えている」

「そうしたなかで我々はポルシェワークスドライバーとエリート・シムレーサーの組み合わせがどのように機能するのか興味があるんだ」

■ポルシェEスポーツチーム ル・マン24時間バーチャル参戦ラインアップ

マシン:ポルシェ911 RSR(MY2017)
91号車:アンドレ・ロッテラー/ニール・ジャニ/ミッチェル・デジョン/マルティ・ピエチラ
92号車:ジャクソン・エバンス/マット・キャンベル/マック・バッカム/ジェレミー・ブテロップ
93号車:ニック・タンディ/アイハンキャン・グーベン/ジョシュ・ロジャース/トミー・オストガード
94号車:パトリック・ピレ/シモーナ・デ・シルベストロ/マーティン・クローンケ/デビッド・ウイリアムズ

IMSA iRacing Proシリーズに参戦しているポルシェ911 RSR
IMSA iRacing Proシリーズに参戦しているポルシェ911 RSR


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