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 デイトナ・インターナショナル・スピードウェイの関係者は、7月4日にデイトナで開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦『ウェザーテック240』の会場にファンを戻す計画を発表した。

 北米スポーツカーシリーズは新型コロナウイルスの影響を受けて今年1月に行われたデイトナ24時間以降、2020年シーズンが中断されている。シリーズ再開ラウンドに決まった7月のデイトナでは当初、無観客でレースが行われる予定だった。

 しかし、この方針が一転。スピードウェイは修正された安全プロトコルや手順について、公衆衛生当局や地方自治体、連邦当局と緊密に協力することで、限られた数のファンの来場を許可するという。
 
 その数は5000人。入場エリアも限定され、ウェザーテック240ではフロントストレッチのグランドスタンドと、インフィールドにあるキャンプエリアの一部のみが開放される見通しだ。

 また、来場が許可されるファンは地元フロリダの居住者である必要があり、ソーシャルディスタンスのガイドラインに準拠することが求められる。

「熱心なレースファンがデイトナ・インターナショナル・スピードウェイと、デイトナ・ビーチエリアに戻ってくるのを長い間待っていた」と語るのは同トラックのチップ・ワイル社長。

「我々のトラックスタッフ、IMSA、政府および保険当局、さらにNASCARは、私たちの歴史的な施設にファンを呼び戻すための多くの作業と、広範な計画を立ててきたんだ」

「私たちは会場に足を運んでくれるすべてのファンが、安全にウェザーテック240の興奮を楽しむことができると確信している。この夏にIMSAスポーツカーの伝統が戻ってきたこと、それを見に来るファンが居ることでより刺激的なものになるだろう」

 イベントに参加するすべてのゲストは、施設に入る前にスクリーニングを受け、フェイスカバーを着用することが義務付けられる。また、会場内では6フィート(約1.8メートル)のソーシャルディスタンスを維持する必要がある。

ファンとハイタッチを交わす小林可夢偉(コニカミノルタ・キャデラックDPi-V.R)
ファンとハイタッチを交わす小林可夢偉(コニカミノルタ・キャデラックDPi-V.R)

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