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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.06.30 16:10

IMSA:小林可夢偉のチームメイトも困惑。カレンダー変更でキャデラック得意のバンピーな市街地レースが消滅

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ル・マン/WEC | IMSA:小林可夢偉のチームメイトも困惑。カレンダー変更でキャデラック得意のバンピーな市街地レースが消滅

 ウェイン・テイラー・レーシングのキャデラックDPi-V.Rをドライブするレンガー・バン・デル・ザンデは、キャデラックに適していたふたつのストリートレースが消滅したIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の改訂版2020年カレンダーを「最大限に活用」したいと考えている。

 小林可夢偉、スコット・ディクソン、そしてライアン・ブリスコーともに、1月の開幕戦デイトナ24時間レースを制したバン・デル・ザンデ。7月3〜4日にデイトナで再開されるシリーズ戦には選手権リーダーとして、ブリスコーとのコンビで臨むことになる。
 
 IMSAは再開直後の7月にデイトナ、セブリングと、通常は長距離耐久レースが行なわれるトラックでのスプリントレースを予定している。いずれも2時間40分レースとなる決勝では、各陣営は“未知なる要素”とも戦わなければならない。

 バン・デル・ザンデは純粋なスプリントレースフォーマットにおいて、どうレースウイークを組み立てていけばいいか、確信が持てないでいるという。

「デイトナとセブリングはどちらも通常は長距離のレースが行なわれていて、キャデラックが非常に強いサーキットだった」とバン・デル・ザンデ。

「僕らはレース終盤になっても、燃料を節約し、賢く戦わなければならない。ここ数年、セブリングでは最速のクルマを手にしたことはなかったけど、それでも2位は得てきた(編註:2018・2019年と決勝2位)。他にまだ速いクルマがあって、それがレースを奪っていった」

「同時に、セブリングというほとんど公道みたいにバンピーなコースで、キャデラックはとても強いということさ」

■6戦で5勝の好成績。キャデラックはバンプをうまく「いなす」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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