【動画】将来はル・マンに？ WRC王者オジエ、トヨタのシミュレーターでTS050初ドライブ

　WRC世界ラリー選手権で通算6度のワールドチャンピオンに輝いたセバスチャン・オジエがドイツ、ケルンにあるTOYOTA GAZOO Racingヨーロッパ（TGR-E、旧TMG）を訪れ、中嶋一貴や小林可夢偉らトヨタのWEC世界耐久選手権ドライバーたちも用いるレーシングシミュレーターで、トヨタTS050ハイブリッドを初ドライブした。
　
　古巣シトロエンを離れ、2020年シーズンからトヨタ陣営に移籍してWRCを戦っているオジエ。今季すでに第3戦メキシコで早くも勝利を挙げチャンピオンシップリーダーとなっているフランス人ドライバーは先週、トヨタのWECチームの拠点であるTGR-Eを訪問した。

　トヨタ・ヤリスWRCのエンジン開発を担う同施設には、WECチームがレース前のシミュレーションや開発作業に利用しているレーシングシミュレーターが置かれている。今回、オジエはこれに挑戦することになった。
　
　この模様を収めたビデオがTOYOTA GAZOO RacingのYouTubeチャンネルで公開されておりラリー選手権6連覇王者の新たな挑戦、トヨタのル・マンプロトタイプ『TS050ハイブリッド』でサルト・サーキットを走る様子を見ることができる。