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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.09.28 11:16
更新日: 2020.09.28 11:17

IMSA:アキュラ、地元ミド・オハイオで優勝。テイラー/カストロネベス組は3連勝

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ル・マン/WEC | IMSA:アキュラ、地元ミド・オハイオで優勝。テイラー/カストロネベス組は3連勝

 9月27日、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第7戦がアメリカ・オハイオ州のミド・オハイオ・スポーツカーコースで行われ、アキュラ・チーム・ペンスキーの7号車アキュラARX-05(リッキー・テイラー/エリオ・カストロネベス組)が優勝し、第4戦からの連勝を“3”に伸ばした(第5戦はGTLM/GTDクラスのみ)。

 LMP2クラスを除くDPi、GTLM、GTDの計3クラスの車両が集った今戦、グリッドの最前列には2台のアキュラARX-05が並んだ。2時間40分で争われた決勝レース、スタートではデイン・キャメロン駆る6号車がポールポジションからホールショットを奪うと、これにウィレン・エンジニアリング・レーシングの31号車キャデラックDPi-V.R、マツダモータースポーツの55号車マツダRT24-Pが続いた。

 トップを走る6号車アキュラはスタートから40分後、このレース最初のフルコース・コーション時にピットインし、キャメロンからファン・パブロ・モントーヤにスイッチする。6号車はその後も首位を守るが、リスタート後も後続車との差を広げられず苦しい展開に。

 そんななかアキュラのステアリングを握る元F1ドライバーは、GTDクラスのマシンを交わそうとした際に痛恨のコースオフを喫し3番手に後退。ピットでのダメージ確認後は7番手まで順位を落とすが、その後は表彰台圏内に復帰した。
 
 しかしレース終盤、今度は1コーナーでスピンを喫し万事休す。最終的にトップから3周遅れの7位完走扱いとなっている。
 
 一方、スタートで2番手から4番手にポジションを下げた7号車アキュラは、僚友6号車が逃げを打てなかったこともあり、つねにトップと数秒以内のポジションをキープする。ライバルたちの脱落もありレース終盤にはトップに浮上すると、アンカーを任されたテイラーが30周にわたってレースをリードし、最後はフェリペ・ナッセ駆る31号車キャデラックの猛追を0.607秒差で凌ぎ切りトップチェッカーを受けた。
 
 この結果、7号車アキュラは第4戦から3連勝を飾るとともに、アキュラの“ホーム”であるミド・オハイオでのアキュラ・チーム・ペンスキーの無敗記録を更新している。

 レース終盤、総合4番手を走行していたウェイン・テイラー・レーシングの10号車キャデラックDPi-V.Rは、モントーヤのスピンにより3位表彰台を獲得した。ドライブスルーペナルティを受けた影響で5番手となっていた55号車マツダが総合4位、GTDカーとの接触でペナルティを受けた77号車マツダは総合5位フィニッシュとなった。

第4戦、第6戦に続き第7戦ミド・オハイオでも勝利し、3連勝とした7号車アキュラARX-05のリッキー・テイラーとエリオ・カストロネベス
第4戦、第6戦に続き第7戦ミド・オハイオでも勝利し、3連勝とした7号車アキュラARX-05のリッキー・テイラーとエリオ・カストロネベス
総合4位でフィニッシュしたマツダモータースポーツの55号車マツダRT24-P
総合4位でフィニッシュしたマツダモータースポーツの55号車マツダRT24-P

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