IGTC：インディアナポリス8時間は23台が参戦。アメリカ勢が大半を占める

　10月2〜4日、アメリカのインディアナポリスで開催されるインターコンチネンタルGTチャレンジ（IGTC）の2020年第2戦『インディアナポリス8時間』は、いよいよ2日から走行がスタートすることになるが、今季初めてインディアナポリスで開催されるレースには、23台が参戦することになった。ただそのうち10台はGT4で、やや寂しいエントリーとなっている。

　GT3カテゴリーを生み出したSROモータースポーツ・グループが、その頂点に君臨するシリーズとして作り出したのがインターコンチネンタルGTチャレンジ。世界の5大陸で1レースずつを開催し、マニュファクチャラーたちがタイトルを争うシリーズとして行われている。

　2020年に向けては、当初2019年にカレンダーが発表された際には、オーストラリアのバサーストを皮切りに7月のスパ24時間、そして8月の鈴鹿10時間、さらに10月のインディアナポリス8時間、11月のキャラミ9時間というカレンダーが発表されていたが、新型コロナウイルスの影響で鈴鹿10時間が開催されず、インディアナポリスは第2戦とされていた。

　インディカー・シリーズのハーベストGPとの併催ということもあり、ファンにとってもエントラントにとっても魅力的なレースとなるはずだったが、IGTCでは最も重要なレースとなるスパ24時間が10月22〜25日に移動し、9月29〜30日までスパ24時間のテストデーが行われたたことや、新型コロナウイルスの影響もあり、インディアナポリスのエントリーはやや寂しいものとなってしまった。

　レギュラーでシリーズを回っているチームとしては、アウディ／WRT、ワーケンホルスト／BMW、NSX GT3を使用するチーム・ホンダ・レーシング、地元戦となるサンエナジー1・レーシングといったところ。彼らが優勝を争うことになりそうだ。

インターコンチネンタルGTチャレンジ
インディアナポリス8時間　エントリーリスト