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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.10.07 10:50
更新日: 2020.11.13 10:06

WEC:LMP2山下健太は出場せず。全25台の最終戦バーレーン8時間エントリーリストを公開

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ル・マン/WEC | WEC:LMP2山下健太は出場せず。全25台の最終戦バーレーン8時間エントリーリストを公開

 WEC世界耐久選手権は10月6日、2019/20シーズンの最終戦となる第8戦バーレーン8時間レース(11月14日決勝)の暫定エントリーリストを公開した。4クラス合計で25台となるリストは、2019/20シーズンにおける最小台数となっている。

 新型コロナウイルスのパンデミックを受け、ル・マン24時間レースを第7戦として9月に開催するなど、大きなカレンダー変更を強いられたWECの2019/20シーズン。2019年12月の第4戦に続いて今季2度目の開催となるバーレーンでの第8戦で、約15カ月に及ぶ長いシーズンは終わることになる。なお、6時間を超えるレースとなるバーレーンでは、通常×1.5倍のポイントが付与される。

 そんななか発表された暫定エントリーリストでは、第6戦スパ、あるいは第7戦ル・マンにおけるWECシーズンエントリーから数台のマシンが出走を取りやめたことにより、4クラス合計で25台とやや寂しいエントリー状況が明らかになった。

 LMP1クラスはレベリオン・レーシングの活動終了、ならびにチームLNTとバイコレスの不出場により、トヨタ2台のみで争われることになった。ル・マン24時間レースで優勝を飾った8号車(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー)が7点差でポイントランキングをリードするLMPドライバーズ選手権は、バーレーンで決する。

 今回の優勝ポイントは38点、2位は27点、予選PPは1点なので、追いかけるトヨタ7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)も自力でのタイトル獲得は可能な状況だ。

 また、これは現行LMP1ハイブリッド規定による最後のレースとなり(ノンハイブリッドマシンは2021年シーズンに限り参戦が認められる方向)、トヨタのTS050ハイブリッドにとっては『ラストラン』の舞台となる。

第7戦ル・マン24時間レースで1-3フィニッシュを飾った2台のトヨタTS050ハイブリッド。バーレーンが真の「ラストラン」となる。
第7戦ル・マン24時間レースで1-3フィニッシュを飾った2台のトヨタTS050ハイブリッド。バーレーンが真の「ラストラン」となる。

 LMP2クラスでは、これまでフルシーズンエントリーしてきたハイクラス・レーシングの33号車オレカ07が、エントリーリストに記載されていない。これによりル・マンで好走を見せたTGR WECチャレンジドライバーの山下健太はバーレーンには出場せず、全日本スーパーフォミュラ選手権に集中するものと思われる。

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