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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.11.11 14:27
更新日: 2020.11.13 09:42

【エントリーリスト】WEC第8戦バーレーン:3名の日本人ドライバーが参戦。最新版でGTEクラスに変更あり

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ル・マン/WEC | 【エントリーリスト】WEC第8戦バーレーン:3名の日本人ドライバーが参戦。最新版でGTEクラスに変更あり

 WEC世界耐久選手権は11月12〜14日に、2019/20シーズン最終戦となる第8戦バーレーン8時間レースを、バーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットで行なう。11月9日付でその最新エントリーリストが更新され、参戦台数は11月2日に発表されたリストの24台から変わらないものの、LMGTEクラスでいくつかのエントリー変更が生じている。

 GTワールド・チャレンジ・ヨーロッパ/エンデュランス・カップの最終戦ポール・リカール1000kmレースとバッティングしている今戦では、おもにGTEクラスにおいて両シリーズに参戦するドライバーの動向が注目されていた。

 最新のエントリーリストではまず、LMGTEプロクラスのAFコルセ51号車フェラーリ488GTE Evoをこれまでドライブしてきた、アレッサンドロ・ピエル・グイディがGTWCヨーロッパ参戦のためリストから姿を消し、代わって同じくファクトリードライバーのダニエル・セラが、ジェームス・カラドのパートナーとしてエントリーすることになった。セラは第7戦ル・マン24時間レースでも、51号車のラインアップに加わっている。

 またLMGTEアマクラスでは、ふたりのドライバーがWECデビューを果たすことが明らかになった。

 まず、チーム・プロジェクト1の57号車ポルシェ911RSRでエントリー予定だったフェリペ・フラガに変わって、ルクセンブルク人ドライバーのディラン・ペレイラが新たにエントリーリストに名を連ねた。ペレイラは2020年のポルシェ・モービル1・スーパーカップでランキング2位となったドライバーだ。なおフラガは自身のツイッターで、COVID-19の検査結果が陽性であったことを報告している。

 さらには、これまでのエントリーリストでTBAとなっていたデンプシー・プロトン・レーシング88号車ポルシェ911RSRのドライバーとして、ジャクソン・エバンスがWECデビューを果たすことが明らかとなった。ニュージーランド国籍のエバンスは、ペレイラと同じチームからスーパーカップに参戦し、ランキング4位を獲得している。

 最新版エントリーリストでの変更点は以上のとおりだ。

 注目の走行開始となるFP1のセッションは、日本時間12日木曜日23時30分(現地時間17時30分)にスタートする。

 LMP1クラスはレベリオンらの不参加により、トヨタGAZOO Racingの2台による戦いに。7ポイント差でLMPドライバーズタイトルを争う。

 日本人ドライバーとしてはトヨタ7号車の小林可夢偉、同8号車の中嶋一貴のほか、今季これまでMRレーシング(ル・マンではCARGUYとのジョイントで参戦。今回は不参加)より参戦してきたケイ・コッツォリーノが、レッドリバー・スポーツからエントリーを果たしている。

■次のページへ:エントリーリスト(11月11日発表)


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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