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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.01.06 11:44
更新日: 2021.01.06 11:50

WEC:開幕戦ではカストロネベスも助っ人に。LMP2初参戦のインターユーロポルが強力布陣を発表

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ル・マン/WEC | WEC:開幕戦ではカストロネベスも助っ人に。LMP2初参戦のインターユーロポルが強力布陣を発表

 2021年のWEC世界耐久選手権に初参戦するLMP2クラスのインターユーロポル・コンペティションが、ドライバーラインアップを確定。ランガー・バン・デル・ザンデとアレックス・ブランドルが加わることになり、さらに開幕戦セブリング1000マイルレースでは助っ人としてエリオ・カストロネベスが参戦することになった。

 デイトナ24時間ウイナーであるバン・デル・ザンデと、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズのフロントランナーであるブランドルは、昨年10月の参戦表明時に発表されていたシルバードライバーのヤクブ・スミエコウスキーとともに、ポーランド籍チームの34号車オレカ07・ギブソンをドライブする。

 さらに3月の開幕戦セブリング1000マイルレースでは、2020年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権DPiチャンピオンでインディ500を3度制した経験をもつカストロネベスがバン・デル・ザンデの代役として参戦する。

 これは、同じ週末にセブリングで同時開催されるIMSAのセブリング12時間レースにバン・デル・ザンデが参戦するためだ。

「我々が、WECに出場する初のポーランドチームであることを誇りに思う」とチーム代表のサッシャ・ファスベンダーは語っている。

「これを可能にしてくれたチームスポンサーのインターユーロポルにはとくに感謝している。我々のドライバーラインアップが示すように、ただそこにいるためにレースに参加するわけではない」

「我々はひとつかふたつの印象を与え、WECに足跡を残したい。LMP2で3シーズン目を迎えるクバ(スミエコウスキーの愛称)と、LMP2とDPiでの優勝経験を持つランガー、アレックスという、強力なチームが出来上がった」

「チーム全体がやる気に満ちており、3月にWECのステージへと立つことが待ちきれない」

インターユーロポル・コンペティションが2021年のWECに投入するオレカ07・ギブソン
インターユーロポル・コンペティションが2021年のWECに投入するオレカ07・ギブソン

 バン・デル・ザンデは、2018/19シーズンのLMP1クラスにドラゴンスピードで参戦して以来となるWECへ向け、準備を整えている。

 WECセブリング1000マイルとIMSAセブリング12時間の共催という『スーパーセブリング』の週末に加え、WEC富士6時間とIMSAロングビーチ戦でも、バン・デル・ザンデは2度目の日程重複に直面することになるが、チームはこれまでのところセブリングのバッティングについてのみ、その対応を明らかにしている。

「2021シーズン、チップ・ガナッシでのキャデラックDPiのプログラムに、インターユーロポル・コンペティションでのWEC参戦を加えることができるのを光栄に思う」とバン・デル・ザンデは語っている。

「それが2021年の僕の基本となるプログラムだ。ル・マンという象徴的なサーキットとレースにまた戻ることができてハッピーだね」

「残念ながら、セブリングでは日程がバッティングするためWECの開幕戦には出場できない。IMSAの12時間レースに集中しながらも、インターユーロポル・コンペティションが素晴らしい走りを見せることを望み、注目しているよ」

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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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