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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.11.16 10:35

WEC:最終戦目前でフォードGTのBoP厳格化。「予想した変化より大きい」

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ル・マン/WEC | WEC:最終戦目前でフォードGTのBoP厳格化。「予想した変化より大きい」

 今週末に行われる、2016年のWEC世界耐久選手権フィナーレとなるバーレーン戦に先立って、GTEプロクラスに参戦し直近ラウンドで2連勝を飾っているフォードGTに、“ダブルパンチ”となる性能調整が課されることとなった。

 チップ・ガナッシ・チームUKが走らせる2台のフォードGTは、この最終戦で最低重量が20kg引き上げられ1268kgとなる。さらにバランス・オブ・パフォーマンス(BoP)規定に則り、ターボのブースト圧にも制限が加えらえれることとなった。これによりエンジンのパワーカーブが変化し、求める出力特性が得られない状況となる。

 フォードGTのBoP変更は、6月のル・マン24時間の週末で予選から決勝の間に実施された燃料タンク容量の変更以来、初めて。また、最低重量の引き上げにより、フォードの車重はライバルのフェラーリ488GTEと同等となった。

 フォード・チップ・ガナッシ・チームUKの代表を務めるジョージ・ハワード・チャペルは、この変更に対して次のようにコメントした。

「性能調整は我々が予想していたものよりもかなり大きな変化ではあるが、我々はFIAとACOの仕事を尊重する」

ル・マン圧勝後もBoPの対象から免れていたフォードGTにもついに性能調整が課された
ル・マン圧勝後もBoPの対象から免れていたフォードGTにもついに性能調整が課された


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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