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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.01.25 10:00
更新日: 2021.01.25 12:39

小林可夢偉がファステストの快走。制したのはAXRの31号車キャデラック【デイトナ24時間予選レース】

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ル・マン/WEC | 小林可夢偉がファステストの快走。制したのはAXRの31号車キャデラック【デイトナ24時間予選レース】

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権は1月24日、開幕戦デイトナ24時間レース(1月30〜31日決勝)のスターティンググリッドを決める予選レース『モチュール・ポール・アワード100』をフロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行ない、フェリペ・ナッセとピポ・デラーニがステアリングを握ったウェーレン・エンジニアリング(アクション・エクスプレス・レーシング)の31号車キャデラックDPi-V.Rがトップチェッカーを受け、開幕戦のポールポジションを確定させた。

 22日金曜から走行セッションが行なわれている、デイトナ24時間の公式テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』。今季はそのテストウイークエンドにおいて、決勝のスターティング・グリッドを決める100分間の予選レースが初めて行なわれることとなった。この予選レースには、各チームからふたりのドライバーが出走する。

 2019、2020年とデイトナ24時間レースを2連覇中の小林可夢偉は、昨年まで出走していたウェイン・テイラー・レーシング(WTR)がアキュラARX-05へと鞍替えしたこともあり、今年はジミー・ジョンソン/シモン・パジェノー/マイク・ロッケンフェラーとともにアリー・キャデラック・レーシング48号車キャデラックDPi-V.Rで参戦する。

 その可夢偉は、走行初日となった22日のプラクティスセッション1でいきなり全体ベストタイムをマークするなど、デイトナ3連覇に向け好発進を切った。

「デイトナ24時間に戻ってくることができてとても嬉しい」と初日を終えた可夢偉はIMSA公式サイトにコメントしている。

「昨年までと同じクルマ・エンジンながら、違うチームで戻ってきましたが、クルマのフィーリングはとても良いです。このパッケージは、とても合っていると感じます。マシンに乗っている時は、とても心地よかったです」

小林可夢偉がラインアップに加わる48号車キャデラックDPi-V.R
小林可夢偉がラインアップに加わる48号車キャデラックDPi-V.R

 予選レースのグリッドを決める23日土曜日の予選では、31号車キャデラックのナッセがトップタイムをマークするも、その後の車検で最低重量違反があったとして5グリッド降格に。予選レースは、55号車マツダRT24-Pを駆るオリバー・ジャービス(/ハリー・ティンクネル)が先頭でスタートすることとなった。

 また、フィリペ・アルバカーキが5番手タイムをマークしていたWTRの10号車アキュラARX-05にも違反が見つかり、24日の予選レースのグリッドではDPiクラスの最後尾に回っている。

ウェイン・テイラー・レーシングのアキュラARX-05
ウェイン・テイラー・レーシングのアキュラARX-05

 48号車陣営はジョンソンと可夢偉が予選レースに出走。23日の予選ではジョンソンがアタックを担当し、DPiクラス内ではもっとも遅いタイムをマークするが、上述の2台の降格により5番グリッドから予選レースをスタートすることとなった。

■次のページへ:31号車が追い上げて優勝。可夢偉組は6位に


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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