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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.01.29 17:59
更新日: 2021.01.29 18:02

初日トップはチップ・ガナッシの01号車キャデラック。小林可夢偉はクラス25人中5番手タイム/デイトナ24時間

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ル・マン/WEC | 初日トップはチップ・ガナッシの01号車キャデラック。小林可夢偉はクラス25人中5番手タイム/デイトナ24時間

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦、デイトナ24時間レースは1月28日にフロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでレースウイークが開幕。走行初日は3本のプラクティスセッションが行なわれ、キャデラック・チップ・ガナッシ・レーシングの01号車キャデラックDPi-V.Rが3セッションを通じた最速タイムをマークした。

 1月22〜24日に開催された公式テストおよび予選レースから3日間のインターバルを挟み、木曜日からレースウイークの走行が始まったデイトナ24時間。11時05分から60分にわたって行なわれたプラクティス1はドライ、気温13度/路面温度15.5度というコンディションでスタートした。

 このセッションでは、01号車キャデラックのランガー・バン・デル・ザンデが1分34秒649でトップタイムをマークする。以下、DPiクラスは2番手にウェーレン・エンジニアリング・レーシング(アクション・エクスプレス・レーシング)の31号車キャデラック、3番手にマツダ・モータースポーツの55号車マツダRT24-Pと続いた。

 15時20分からの75分間のセッション2では、マイヤー・シャンク・レーシングの60号車アキュラARX-05、AJ.アルメンディンガーが1分34秒287にまでタイムを詰めてトップに。これに続いたのは、アリー・キャデラック・レーシング(アクション・エクスプレス・レーシング)の48号車キャデラックをドライブする小林可夢偉だった。3番手タイムは01号車キャデラックがマークしている。

セッション2でのトップタイムをマークしたマイヤー・シャンク・レーシングの60号車アキュラARX-05
セッション2でのトップタイムをマークしたマイヤー・シャンク・レーシングの60号車アキュラARX-05

 夜間走行となるセッション3は、19時15分からの1時間45分間。ここでは再び、01号車キャデラックがトップタイムを奪う。バン・デル・ザンデがマークした1分34秒146が、この日の全体ベストタイムとなった。2番手にコニカミノルタ・アキュラARX-05(ウェイン・テイラー・レーシング)10号車アキュラが続き、3番手は31号車キャデラックというオーダーに。

 なお55号車マツダRT24-Pは、予定されていたエンジン交換作業のため、例年と同じくこのナイトセッションのほとんどをスキップ。終了間際にインスタレーションラップのみを行なっている。

 初日を終えた段階で小林可夢偉は、DPiクラスの25人中5番目となるタイムをマーク(セッション2のベストタイム)。48号車陣営としても可夢偉がマークしたものがベストタイムで、全体の4番手につけている。

小林可夢偉もラインアップに加わる48号車キャデラックDPi
小林可夢偉もラインアップに加わる48号車キャデラックDPi

 3セッション通算でLMP2クラスはPR1マティアセン・モータースポーツ52号車オレカ07のミケル・イェンセン、LMP3はライリー・モータースポーツ91号車ヨーレン・ブリークモレン、GTLMはコルベット・レーシング4号車シボレー・コルベットC8.Rのニック・タンディ、GTDはGRTグラッサー・レーシングチーム111号車ランボルギーニ・ウラカンGT3のマルコ・マペッリが、それぞれクラストップタイムをマークしている。

GTLMクラスで初日トップタイムをマークした4号車シボレー・コルベットC8.R
GTLMクラスで初日トップタイムをマークした4号車シボレー・コルベットC8.R

 なお、GTDクラスのライト・モータースポーツ16号車ポルシェ911 GT3 Rではドライバー変更があった。ライアン・ハードウィックが水曜日に行なわれたIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジのプラクティスでのアクシデントにより脳震盪を起こしたことから、残りのレースウイークへの出場を取りやめ、代わってトレント・ハインドマンがマシンに乗り込んでいる。

走行初日、プラクティス1〜3までの総合リザルト(PDF)
走行初日、プラクティス1〜3までの総合リザルト(PDF)

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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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