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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.11.18 02:00
更新日: 2021.11.05 17:31

WEC:ロシア拠点のBRエンジニアリング、ダラーラと組んで18年からLMP1へ挑戦

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ル・マン/WEC | WEC:ロシア拠点のBRエンジニアリング、ダラーラと組んで18年からLMP1へ挑戦

 FIA世界耐久選手権(WEC)のLMP2クラス用車両『BR01』を製作したBRエンジニアリングは、ダラーラとタッグを組んで2018年からハイブリッド非搭載のLMP1-Lにステップアップを果たす。

 BRエンジニアリングのオーナーであるボリス・ローテンバーグと、ダラーラのアンドレア・ポントレモリCEOは18年のLMP1-L参戦に向け、来年から参戦用車両『BR1』を共同で開発することで合意した。BR1を走らせるのはローテンバーグが代表を務めるロシアチーム、SMPレーシングだ。

 この共同プロジェクトは先週木曜日にイタリアで始動。2017年はマシンデザインと製作、各種テストとFIAホモロゲーション取得にあてられる。また、マシン開発時のトラックオペレーションにはGP2やDTMに参戦するトップチーム、ARTグランプリが協力する。 

 15年シーズンにLMP2クラスにBR01を投入したBRエンジニアリングにとって、LMP1参戦プロジェクトは次なる一手と呼べるもの。BR01は今季のヨーロッパ・ル・マンシリーズ(ELMS)でランキング3位につけたほか、デイトナ24時間ではポールポジションを、ル・マン24時間耐久レースでは表彰台フィニッシュを果たしている。

 また、来季からLMP2用シャシーコンストラクターが制限されること、アウディがLMP1-Hから撤退することも、同社のLMP1-L参入を後押ししたとみられている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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