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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.11.19 01:58
更新日: 2016.11.19 02:01

WECバーレーン:ラストレースの8号車アウディがポール獲得。トヨタ勢は最速タイム抹消の憂き目に

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ル・マン/WEC | WECバーレーン:ラストレースの8号車アウディがポール獲得。トヨタ勢は最速タイム抹消の憂き目に

 FIA世界耐久選手権(WEC)第9戦は18日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで公式予選が行われ、ロイック・デュバル/ルーカス・ディ・グラッシ/オリバー・ジャービス組8号車アウディR18がポールポジションを獲得した。

 8号車アウディをドライブしたディ・グラッシとジャービスは、1号車ポルシェ919ハイブリッドをドライブしたティモ・ベルンハルトとブランドン・ハートレーとのアタック合戦を制し、約0.2秒差でポールポジションを奪取。今シーズン限りでのWEC撤退を発表しているチームに明るいニュースをもたらした。

 最初にアタックを行ったジャービスは「1回目のアタックはトラフィックに阻まれてしまったんだ。2度目のアタックも満足のいくラップではなかったけど、僕たちのマシンに良いペースがあることは分かっていた」

「その後、ルーカス(ディ・グラッシ)にマシンを託し、ポールを獲得することができた」と予選後に語った。

8号車アウディR18
8号車アウディR18

 序盤にタイムを出し終えていた1号車ポルシェをドライブするベルンハルトは、セッション後半に再びステアリングを握り、自己ベストタイムを更新。2番グリッドをもぎ取った。ランキング首位の2号車ポルシェはマルク・リエブとニール・ジャニがアタックを担当。1分39秒669の平均タイムを記録し、3番手に入った。

2号車ポルシェ919ハイブリッド
2号車ポルシェ919ハイブリッド

 5号車、6号車のトヨタTS050ハイブリッド勢は2台ともにトラックリミット違反を犯してしまい、最速タイムを抹消されてしまった。明日の決勝レースは、タイトル獲得の可能性を残す6号車が5番手、5号車は6番手からスタートする。

6号車トヨタTS050ハイブリッド
6号車トヨタTS050ハイブリッド

5号車トヨタTS050ハイブリッド
5号車トヨタTS050ハイブリッド

 LMP2はR.ルシノフ/A.ブランドル/W.スティーブンス組26号車オレカ05・ニッサンがポールポジションを獲得しているほか、LMGTEプロクラスは97号車、LMGTEアマクラスは98号車と、アストンマーチン・バンテージがGTEクラスでのポールを独占した。

26号車G-ドライブ・レーシング オレカ05・ニッサン
26号車G-ドライブ・レーシング オレカ05・ニッサン

97号車アストンマーチン・バンテージ
97号車アストンマーチン・バンテージ

 WEC第9戦の決勝レースは19日の現地16時、日本時間21時にスタートする。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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