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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.03.20 12:00
更新日: 2021.03.20 22:59

予選でクラッシュした48号車キャデラックDPi-V.R、決勝までにモノコック入れ替えへ/IMSAセブリング12時間

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ル・マン/WEC | 予選でクラッシュした48号車キャデラックDPi-V.R、決勝までにモノコック入れ替えへ/IMSAセブリング12時間

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のDPiクラスに参戦するアリー・キャデラック・レーシング(アクション・エクスプレス・レーシング)は、3月19日に行なわれた第2戦セブリング12時間レースの予選でジミー・ジョンソンがクラッシュしたことを受け、20日の決勝レースまでに新たなモノコックからシャシーを組み上げる作業に入っている。

 NASCARカップシリーズを7度制しているジョンソンは、2回のスピンの後、セッション終了間際にターン17(最終コーナー)のバリアに激しくクラッシュした。

「ミスを犯してしまった」と48号車キャデラックDPi-V.Rをドライブしていたジョンソンは予選を振り返った。

「トップ4に入ろうと、プッシュしていたんだ。ターン16でミスを犯してスピンし、コースに戻り、もう1周のアタックラップを手にすべく走っていた。タイヤにどれだけのゴミを拾っていたのか分かないままターン17に入っていった」

「ターン17でルーズになってしまった。かなりの勢いでウォールにヒットした」

 マシンのダメージを検証した結果、チームは翌日の決勝のためにスペアのモノコックを採用することを決定した。金曜日の午後の半ばに組み立て作業が始められており、土曜日朝のウォームアップの前にマシンは組み上がる予定だ。

「安全にレースをするため、スペアのモノコックを用意し、新品のパーツを組み付ける」とジョンソンは付け加えた。

「このトラックは非常に残酷だ。ありがたいことにスペアのモノコックと多くの新品パーツを持っているので、新たなクルマを作って明日の12時間レースに挑むつもりだ」

 ジョンソンは新たに組み上げられる48号車を、シモン・パジェノーと小林可夢偉とともにドライブする。このトリオはマイク・ロッケンフェラーとともに、1月の開幕戦デイトナ24時間レースでは表彰台を獲得している。

ピットスタンドで小林可夢偉と話し込むジミー・ジョンソン
ピットスタンドで小林可夢偉と話し込むジミー・ジョンソン
48号車キャデラックDPi-V.Rは、18日のプラクティスデーでスロットルトラブルに見舞われていた。
48号車キャデラックDPi-V.Rは、18日のプラクティスデーでスロットルトラブルに見舞われていた。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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