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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.06.08 20:48
更新日: 2021.06.08 20:50

【動画】マツダのル・マン優勝から30年。寺田陽次郎と活動を支えた料理研究家の知られざるエピソード

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ル・マン/WEC | 【動画】マツダのル・マン優勝から30年。寺田陽次郎と活動を支えた料理研究家の知られざるエピソード

 1991年6月22〜23日、フランスのサルト・サーキットで争われた第59回ル・マン24時間耐久レース。世界三大レースのひとつである、この伝統のレースで優勝を飾ったのは、初めての日本車、初めてのロータリーエンジンでの優勝となったフォルカー・バイドラー/ジョニー・ハーバート/ベルトラン・ガショー組マツダ787Bだった。2021年は、その記念すべき優勝から30年。当時、マツダのグループC活動にドライバーとして加わり、“ミスター・ル・マン”の異名をとった寺田陽次郎が、6月8日に自身のYoutubeチャンネルで動画を公開し、当時のマツダの活動、そして優勝を支えた“裏話”を披露した。

 マツダは1973年にシグマとともにル・マンに挑戦を開始。1981年からはRX-7で挑み、その後グループCカー時代にロータリーエンジンでル・マンに挑み続けてきた。そんなマツダの挑戦が実を結んだのが1991年。メルセデス、ジャガーという強力なライバルを相手に、見事日本車として初、ロータリーエンジンで初めてとなるル・マン制覇を成し遂げた。

 そんなマツダのル・マン24時間制覇から30年。長年マツダのドライバーとしてル・マンに挑み、“ミスター・ル・マン”として知られる寺田陽次郎が、6月8日に自身のYoutubeチャンネル『TERRA Ch.』に動画を掲載した。

『ルマン優勝30周年記念トーク with 脇雅世さん・巴里さん親子』と題された動画では、寺田と料理研究家の脇雅世さん、脇さんの次女の巴里さんとのトークが収録されている。ふたりとも料理研究家として活躍しているのだが、脇雅世さんは1981年から1991年まで、11年間に渡ってマツダスピードのキュイジーヌチーム(料理チーム)のチーフを務めていた人物だ。

 世界中のどんな耐久レースでも、実はかなり重要なのは全スタッフを支える食事。マツダは参戦を続ける過程でメンバーが国際的な顔ぶれとなっていくが、その“胃袋”を支えた脇さん、そしてそこから生まれたル・マンでの“縁”が語られている。マツダのル・マン参戦のなかでの、知られざるエピソードと言えるだろう。その中身は、ぜひ動画をチェックを。

TERRA Ch. Vol 7 ルマン優勝30周年記念トーク with 脇雅世さん・巴里さん親子

1991年のマツダスピード。3台の参戦車両と1台のTカーで、国際色豊かなスタッフが揃っていた。
1991年のマツダスピード。3台の参戦車両と1台のTカーで、国際色豊かなスタッフが揃っていた。

ル・マン優勝から30年が経ち、寺田陽次郎が脇雅世さん・巴里さん親子と知られざるエピソードを披露した。
ル・マン優勝から30年が経ち、寺田陽次郎が脇雅世さん・巴里さん親子と知られざるエピソードを披露した。

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