FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦しているアンドレ・ロッテラーが、2017年からポルシェに加入。引き続きLMP1への参戦を継続する。
アウディのWEC活動終了に伴い、シートを失う形となったロッテラー。一部ではアウディからドイツツーリングカー選手権(DTM)への転向もオファーされていたと報じられたが、最終的にはチームを離れ、姉妹ブランドのポルシェへ移籍する決断を下した。
ポルシェ加入に際し、ロッテラーは「彼らの一員になることができて光栄だ」とコメントした。
「ドライバーにとってポルシェチームのメンバーに加わることは特別なことなんだ。特にル・マンではね。(2017年は)僕のキャリアにとって記念すべき年になりそうだ」
「来年の最優先目標は、もちろんル・マンを制覇してシリーズチャンピオンになることだよ」
また、2016年は北米のスポーツカーチャンピオンシップ(IMSA)に参戦していたポルシェワークスドライバー、ニック・タンディとアール・バンバーがLMP1へ昇格を果たした。このうちタンディは、ロッテラー、ニール・ジャニとともに1号車ポルシェ919ハイブリッドをドライブする。
バンバーは、ブレンドン・ハートレー、ティモ・ベルンハルトとともに2号車ポルシェに乗り込むこととなる。
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