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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.06.23 14:41
更新日: 2021.06.23 14:52

スパ24時間テストデー、KCMGがドライに転じた午後に初日トップタイムをマーク

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ル・マン/WEC | スパ24時間テストデー、KCMGがドライに転じた午後に初日トップタイムをマーク

 7月31日~8月1日に決勝レースが行われる『トタルエナジーズ・スパ24時間』の公式テストが、6月22日からベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでスタートした。22日と翌23日の2日間にわたって行われる公式テストの初日は、KCMGの18号車ポルシェ911 GT3 Rがセッション2で最速タイムを刻み、初日のトップに立った。

 エドアルド・リベラティのドライブでベストタイムをマークしたKCMGのポルシェは、ドライコンディションで行われた午後のセッション2で2分22秒155を記録。これは午前中にウエット路面で実施されたセッション1で、2分30秒777をマークしてトップとなった71号車フェラーリ488 GT3から8秒以上早いタイムだった。

 13時から5時間にわたって行われたテストでは、ランチ後にコンディションの改善がみられた。

 アイアン・リンクスが走らせる71号車フェラーリは午前に続き午後も好調を維持し、アレキサンドレ・インペラトーリとジョシュ・バードン、リベラティの3名がシェアする18号車ポルシェから0.562秒差の2番手につける。

 これに続いたのがサンテロック・レーシングの25号車アウディR8 LMSで、タイムはトップと0.6秒差の2分22秒755。ファナテックGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・エンデュランスカップのドライバーランキングで現在1位、2位となっているGPXレーシングとダイナミック・モータースポーツのポルシェが3番手、4番手に続いた。

 香港を拠点とするKCMGは僚機の47号車ポルシェも健闘をみせ、午前中4番手、午後も6番手タイムをマークしている。

 シルバーカップのトップは総合10番手となったGRTグラッサー・レーシング・チームの16号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evoで、タイムは2分24秒198。プロアマでもっとも早かったのは総合9番手につけたインセプション・レーシングのマクラーレン720S GT3だ。

 本戦には出場しないものの、ホモロゲーション前のテストの一環としてこのテストに参加したBMWの新型M4 GT3は午前中に22周、午後は59周を走行し総合35番手で初日の走行を終えている。

 テストデーは23日(水)も引き続き行われ、セッション3が現地9時から12時まで。午後のセッション4は13時から18時まで実施される予定だ。

アイアン・リンクスの71号車フェラーリ488 GT3 Evo
アイアン・リンクスの71号車フェラーリ488 GT3 Evo
サンテロック・レーシングの25号車アウディR8 LMS
サンテロック・レーシングの25号車アウディR8 LMS
GRTグラッサー・レーシング・チームの16号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo
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スパ24時間のテストデーに参加した新型BMW M4 GT3
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GPXレーシングの22号車ポルシェ911 GT3 R
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雨で始まったスパ24時間のテストデー
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富田竜一郎組の31号車アウディR8 LMS(チームWRT)
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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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