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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.07.16 12:08

レーシングチーム・ネーデルランドがコロナ陽性の影響で2度目のドライバー変更/WEC第3戦モンツァ

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ル・マン/WEC | レーシングチーム・ネーデルランドがコロナ陽性の影響で2度目のドライバー変更/WEC第3戦モンツァ

 WEC世界耐久選手権のLMP2クラスに参戦するレーシングチーム・ネーデルランドは、7月16〜18日に開催される第3戦モンツァにおいて、さらなるドライバー変更を強いられることとなった。新型コロナウイルスの検査において陽性反応を示したギド・バン・デル・ガルデに代わり、ポール・ループ・シャタンが29号車オレカ07・ギブソンをドライブする。

 チームは、WECの前週に同じくモンツァで行なわれたELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズのイベントに先立って陽性反応を示したヨブ・バン・ウィタートに代わり、ニック・デ・フリースが第3戦で29号車をドライブすると発表したばかりだった。

 ELMSで2回のLMP2タイトルを獲得した経験を持つシャタンは、デ・フリース、そしてチームのボスであるフリッツ・バン・イアードと組み、モンツァ戦にエントリーする。

「COVID-19の検査で陽性だったため、今週末のモンツァではドライブできないと言わなければならないことに、ひどくがっかりしている」とソーシャル・メディアへの投稿でバン・デル・ガルデは述べている。

「僕は完全にワクチン接種を受けており、レースに向けて努力するなかでどんな会合にも出席していない。よって、この陽性反応は僕にとって完全に謎だ。しかし、それはいまのところ無関係であり、僕はレースをすることができない」

「チームは素晴らしい交代要員を見つけた。ポール、フリッツ、ニック、そしてレーシングチーム・ネーデルランドの他のメンバーが、最高の状態でレースに臨めることを祈っている」

 シャタンがル・マン24時間以外のWECのレースに出場するのは、2016年以来のこととなる。

 29歳・フランス籍のシャタンは2014年にシグナテック・アルピーヌでELMSの最初のタイトルを獲得したあと、2015年にはWECにフル参戦していた。

 近年シャタンはELMSにフォーカスしており、2019年にはメモ・ロハス、ポール・ラファーグとともにIDECスポールで2度目のタイトルを獲得している。彼はまた、2018年のル・マンではLMP2のポールポジションも獲得している。

2018年のル・マン24時間、IDECスポールでLMP2のPPを獲得したシャタン
2018年のル・マン24時間、IDECスポールでLMP2のPPを獲得したシャタン


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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