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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.02.06 13:46
更新日: 2016.03.02 14:29

ル・マン24Hエントリー発表。61年ぶりに60台集結

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ル・マン/WEC | ル・マン24Hエントリー発表。61年ぶりに60台集結

 ル・マン24時間を運営するフランス西部自動車クラブ(ACO)は5日、第84回ル・マン24時間耐久レースのエントリーリストを発表した。今年は参戦台数が増加し、全60台が名を連ねたほか、リザーブエントリーとなる10チームも同時に発表されている。

 今年も、WEC世界耐久選手権の第3戦として、6月18日〜19日に開催されるル・マン24時間。昨年までは参戦上限が56台だったこの伝統のレースだが、今年は60台がエントリーを果たしている。当初、16年は58台、そして17年に60台と段階的に参戦台数を増やしていく計画となっていたが、“質の高い”エントリー申し込みが多数寄せられたため、選考委員会は急きょ、今年から60台を受け入れることを決定したのだという。ちなみに、ル・マン24時間のグリッドに実際に60台が並ぶこととなれば、1955年以来、実に61年ぶりの出来事となる。

 そんな今年のル・マン24時間。まず総合優勝を争うLMP1クラスでは大きな変化があった。それは、昨年はこのル・マンで3台体制を敷いていたポルシェとアウディが“コスト削減”のため2台体制に変更したこと。トヨタもこれまで同様2台での参戦となっていることから、3メーカーはWECのシリーズ戦と変わらずそれぞれ2台ずつでル・マン制覇を争うこととなった。プライベーターとしてハイブリッド非搭載のマシンを走らせるレベリオンの2台、そしてバイコレスの1台を加えて、計9台がこのLMP1を戦う。

 コストキャップ制のもとプライベーターが激しい戦いを繰り広げるLMP2クラスには、WECにフル参戦する10台に加えて12台が集まり、合計22台のエントリーとなった。ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)やアジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)などからの参戦のほか、北米ウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップからはマイケル・シャンク・レーシングのリジェJS P2・ホンダも参戦。さらに、今年のWECではLM-GTEアマクラスへと移行した昨年ウイナーのKCMGも、このル・マンではLMP2にもエントリー。ドライバーには、松田次生の名前が記されている。


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