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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.10.12 09:36

アウディ、2023年のLMDhドライバー“第1号”を決定

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ル・マン/WEC | アウディ、2023年のLMDhドライバー“第1号”を決定

 2023年から採用されるスポーツカーの新たな最高峰カテゴリー『LMDh』への参入を発表しているアウディが、そのひとり目のオフィシャルドライバーとして29歳のスイス人、ニコ・ミューラーと契約した。10月11日、ミューラーが自身のソーシャルメディア上で明らかにした。

 ミューラーは2014年にアウディのファクトリードライバーとなり、おもにDTMドイツ・ツーリングカー選手権とGT3車両でのレースに出場してきたが、2017年にはGドライブ・レーシングからWEC世界耐久選手権にLMP2クラスで出場した経験も持つ。

 2021年はGT3車両に改められたDTMに、ミューラーはチーム・ロズベルグのアウディR8 LMS GT3で参戦。 ランキング10位でシーズンを終えている。

2019、2020年とDTMではランキング2位。しかし、GT3車両に改められ、チームも移籍した今季は、好成績を残せなかった。
2019、2020年とDTMではランキング2位。しかし、GT3車両に改められ、チームも移籍した今季は、好成績を残せなかった。

「2023年にレースに出場するまでに、重要かつ集中的な準備期間が待ち受けている」とミューラーは自身のツイッターに記している。

「アウディで、ル・マン24時間レースの総合優勝を争うという、夢が実現する」

 アウディLMDhのラインアップにはミューラーのほか、レネ・ラストやケルビン・ファン・デル・リンデといった既存のファクトリードライバーや、現在アウディとは契約していない何名かのドライバーも加わるものと、予想されている。

 一方でアウディと長年にわたって契約してきたマイク・ロッケンフェラーについては、先週末のDTM最終戦ノリスリンクにおいてアウディとの15年間にわたる関係を終えたため、そのファクトリーLMDhプログラムには参加しない。

 ロッケンフェラーは、他のライバルLMDhマニュファクチャラーと契約を結んだと噂されており、早ければ2022年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権・DPiクラスにおいて始まるプログラムから、参戦を果たす可能性がある。

2021年DTM最終戦をもってアウディ陣営を離れたマイク・ロッケンフェラー。LMDhではライバル陣営に移籍か
2021年DTM最終戦をもってアウディ陣営を離れたマイク・ロッケンフェラー。LMDhではライバル陣営に移籍か


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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