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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.10.14 12:04

マッドパンダ、2台へと体制拡大し2022年GTWCヨーロッパ参戦へ。TCRからジロラミの起用も検討

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ル・マン/WEC | マッドパンダ、2台へと体制拡大し2022年GTWCヨーロッパ参戦へ。TCRからジロラミの起用も検討

 2021年のトタルエナジーズ・スパ24時間レース・シルバーカップを制した、スペインのバルセロナを拠点とするマッドパンダ・モータースポーツ。そのチーム代表兼ドライバーであるエゼキエル・ペレス・コンパンクによれば、同チームは来季、2台のGT3車両をオペレーションするための「たくさんのアイデア」があるという。

 アルゼンチン籍のコンパンクが創設したマッドパンダ・モータースポーツは2020年の参戦開始以来、SROの統括するファナテックGTワールド・チャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイAWSに1台のメルセデスAMG GT3を送り込んできた。

 2022年、マッドパンダは2台へと体制を拡張し、GTWCヨーロッパに加えてADAC GTマスターズへの参戦も検討している。

 チームはまた、若手ドライバーの育成も望んでおり、TCRヨーロッパで活躍するフランコ・ジロラミを含めた将来のドライバー候補を評価するため、オフシーズンには一連のテストを計画している。

2021年のトタルエナジーズ・スパ24時間でコンパンクはリカルド・サンチェス、パトリック・クジャラ、リック・ブルーカーズとともにステアリングを握り、シルバーカップを制した。
2021年のトタルエナジーズ・スパ24時間でコンパンクはリカルド・サンチェス、パトリック・クジャラ、リック・ブルーカーズとともにステアリングを握り、シルバーカップを制した。

「現時点でのアイデアとしては、2台体制にすることだ」とコンパンクはSportscar365に対し語っている。

「(参戦車両の)ブランドはまだ確約していない。メルセデスになりそうではあるが、他の可能性に対しても僕らはオープンだ」

「僕らは、10月にジュニア・テストを実施している。他のシリーズでの経験があり、可能性と才能を持つドライバーには興味がある。彼らをテストし、シートを与えられるかどうかを確かめたい」

「僕らには来年、いくつかの変化の計画と、たくさんのアイデアがある」

「チーム全員が、これまでに残してきたリザルトの一部であると感じているし、ともに成長してきている。僕らは多くのブレーンストーミングを行い、たくさんのアイデアを試す。大勢の人々が非常にうまく機能しているし、来年はさらにトップレベルへと近づけると予想している」

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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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