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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.11.17 11:57

撤退するマツダからアキュラ陣営へ。オリバー・ジャービスがMSRに加入/IMSA

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ル・マン/WEC | 撤退するマツダからアキュラ陣営へ。オリバー・ジャービスがMSRに加入/IMSA

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のDPiクラスにアキュラARX-05で参戦しているマイヤー・シャンク・レーシング(MSR)の2022年シーズンのドライバーとして、オリバー・ジャービスが起用されることが明らかとなった。11月16日、チームが正式発表した。

 ジャービスは2021年シーズン限りで同クラスから撤退したマツダ・モータースポーツのRT24-Pのレギュラードライバーを務め、先日ロード・アトランタで開催された最終戦プチ・ル・マンでは優勝を挙げ、マツダにとっての有終の美を飾っている。

 ジャービスは過去4シーズン、IMSAのトッププロトタイプカテゴリーにマツダからフル参戦し、14回の表彰台を獲得。また、ウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカ、ワトキンス・グレン・インターナショナル、カナディアン・タイヤ・モータースポーツ・パークでも、勝利を挙げた実績を持つ。

 現在37歳のジャービスはそれ以前にはアウディのLMP1ドライバーを務めていたほか、DTMドイツ・ツーリングカー選手権や日本のスーパーGTなどにも参戦していた。

「2022年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にマイヤー・シャンク・レーシングから参戦できることを、うれしく思う」とジャービスは述べている。

「マイク(・シャンク)とチームとともに仕事を始めること、そしてアキュラARX-05を初ドライブすることが待ちきれない」

「アキュラとは長年にわたって競ってきたし、数々のレースやタイトルを獲得するのを見てきたので、競争力があることは分かっている」

「新たなチームでは学ぶべきことがさくさんあるけど、すぐにスピードを上げることができると確信しているし、コースに出て勝利へ向けた挑戦を始めることを楽しみにしている」

ジャービスが2022年にドライブすることになる、マイヤー・シャンク・レーシングのアキュラARX-05
ジャービスが2022年にドライブすることになる、マイヤー・シャンク・レーシングのアキュラARX-05

 ジャービスは2022年のMSRのラインアップにおける最初のフル参戦ドライバーとして発表されている。MSRは2022年、DPiクラスで2年目のシーズンを迎える。

 今年MSRに所属したデイン・キャメロンは、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ陣営に加わるものと広く理解されており、このポルシェのLMDhプログラムに先立って2022年にはいくつかのWEC世界耐久選手権のレースへと参戦する可能性がある。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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