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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.02.01 12:20
更新日: 2022.02.01 13:26

ラストとフラインス、WECチャンピオンチームに加入。WRTのドライバーラインアップが完成

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ル・マン/WEC | ラストとフラインス、WECチャンピオンチームに加入。WRTのドライバーラインアップが完成

 WEC世界耐久選手権のLMP2チャンピオンチームであるチームWRTは1月31日、レネ・ラストとロビン・フラインスの起用を発表し、2台体制でWECのタイトル防衛に挑む2022年シーズンのドライバーラインアップを確定させた。

 DTMドイツ・ツーリングカー選手権やフォーミュラEで、ともにバトルを繰り広げてきたラストとフラインス。彼らは元JOTA所属ドライバーであるショーン・ゲラエルとチームを組み、WRTのチャンピオンカーである31号車オレカ07・ギブソンをドライブする予定だ。

 一方、リアルチーム・バイ・WRTのバナーの下でシリーズのLMP2カテゴリーに参戦する41号車オレカ07・ギブソンのドライバーには、今年1月に公開された暫定エントリーリストに名前があったルイ・アンドラーデのチームメイトとして、フェルディナンド・ハプスブルクとノルマン・ナトが指名されている。

 3度のDTM王者であるラストにとってWEC参戦は、Gドライブ・レーシングから出場しクラス優勝した2016年最終戦バーレーン以来、7年ぶりとなる。その際は先代モデルのオレカ05をドライブしていたが、彼は1月29~30日に開催されたデイトナ24時間レースでふたたびGドライブに加わり、初めて現行のLMP2カーであるオレカ07のステアリングを握っている。

 また、ラストは既報のとおりアプト・スポーツラインのアウディR8 LMSを駆りDTMに復帰するため、ドイツのGT3シリーズとWECに並行参戦する予定だ。

 2022シーズンのDTMは、昨年と異なりル・マン24時間レースとのスケジュールのバッティングを回避している。その一方でWEC第5戦富士とDTM第6戦スパは、ともに9月10~11日の週末にイベントが予定されている。

「2022年のFIA WECの全ドライバーラインアップを明らかにし、そこに素晴らしい経歴とスキルを持ち、そして我々のチームに馴染みのあるドライバーの名前を加えられることをうれしく思う」と語るのは、WRTのチーム代表であるヴァンサン・ボッセ。

「私たちの前には困難な課題が待ち受けている。我々にとってのWEC初参戦時のような成功を繰り返すことは、簡単なことではないからだ」

「(LMDhがWECに加わる予定の)2023年に向け、WEC(LMP2クラス)の競争は激しさを増している。今回、我々が発表した強力なラインアップは、激しい競争が予想される2022年のシーズンに立ち向かうために役立つだろう」

レネ・ラスト(左)とロビン・フラインス(右) 2019年DTM第6戦ブランズハッチ
レネ・ラスト(左)とロビン・フラインス(右) 2019年DTM第6戦ブランズハッチ

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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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