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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.02.15 16:11
更新日: 2022.02.15 16:22

芳賀美里監督率いるYogibo Racingが2022年のGTWCアジアに横溝/藤波組&フェラーリで参戦

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ル・マン/WEC | 芳賀美里監督率いるYogibo Racingが2022年のGTWCアジアに横溝/藤波組&フェラーリで参戦

 2月15日、“快適すぎて動けなくなる魔法のソファ”Yogibo(ヨギボー)を展開する株式会社ウェブシャークは、2022年のファナテック・GTワールドチャレンジ・アジアに『Yogibo Racing』として、芳賀美里監督のもとフェラーリ488 GT3エボを走らせ、横溝直輝/藤波清斗のコンビで参戦すると発表した。

 Yogiboは、ビーズソファをはじめインテリア家具・生活雑貨などリラックスアイテムを取り扱うライフスタイルブランド。全国各地にショップが出店されているほか、日本初の女性プロサッカーリーグ『WEリーグ』やプロeスポーツチーム『REJECT』への協賛を行うなど、スポーツへの協賛を数多く行っており、2021年からはスーパーGTにも参戦した。

 そんなYogiboが、『Yogibo Racing』として新たにGTワールドチャレンジ・アジアに参戦することになった。ウェブシャークは2021年末に『Yogibo』ブランドを世界に展開するYogiboLLC.を買収し、今後本格的にグローバルにビジネスを展開していくが、今回アジアに戦いの舞台を移すことによって、『Yogibo』の世界的なブランドイメージ向上を目指していく。また、GTワールドチャレンジ・アジアはSRO規定によりグローバルで戦えるプラットフォームとなっており、世界に繋がる挑戦となる。

 GTワールドチャレンジ・アジアは、2022年から日本で開催される4レースに冠をかけ『ジャパンカップ』として開催されるが、Yogibo Racingは開幕戦のセパン、最終戦のマンダリカを含む6戦参戦を目指し、チャンピオンを狙っていく。

 そのための武器としてチームが選んだのは、非常にドライブしやすく海外を中心に評価が高いフェラーリ488 GT3エボ。インターコンチネンタルGTチャレンジをはじめ、その実力は証明済み。カラーリングは、Yogiboのコーポレートカラーであるブルーとグレーが組み合わされ、中央にイエローのラインが入るフェラーリらしいパターンとなった。

 ドライバーには、2017年にGTワールドチャレンジ・アジアの前身であるブランパンGTシリーズ・アジアで日本人初優勝を飾った実績をもつ横溝直輝、そして2020年のGT300チャンピオンで、スーパー耐久での連覇など若手ながら多くの実績をもつ藤波清斗が起用された。

「Yogibo Racingの一員としてレースに参戦させて頂けることを大変光栄に思っております。チャンピオンを獲得するためのパッケージを揃えて頂いたので、芳賀監督、藤波選手と力を合わせて、日本人初のシリーズチャンピオンを目指します。未だ続くコロナ禍ですが、Yogibo Racingを通じて皆様に元気と勇気を与えられるよう全力で戦いますので、ご声援のほど、よろしくお願いいたします」と力強く語るのは、前澤友作氏の宇宙への挑戦を間近で見守り、刺激を受けたという横溝。

 そして、アジアへの挑戦となる藤波は「2022年度、Yogibo RacingがGTワールドチャレンジ・アジアに参戦するということで今回オファーをいただきました。いま最も勢いのあるYogibo Racingから参戦できることを非常に嬉しく思います。GTワールドチャンレンジ・アジア初の日本人チャンピオンを目指して、チームとそしてパートナーの横溝選手と力を合わせて全力で頑張って参りますので応援よろしくお願いします」と語った。

 そんな強力な体制を束ねるのが、2008年にGT300チャンピオンチームの監督を務めた芳賀美里監督。「2021年、モータースポーツに参戦を果たしたYogibo Racingには非常に多くのファンの皆さまからたくさんのご声援を賜りました。まずは皆さまからのご支援に厚く御礼申し上げます。また私個人としても、レーシングチームの監督としての復帰の一年で、たくさんの方々から多くの事をご教授いただき、大きく成長することができたと思っております」と2021年の復帰から多くを学んだと芳賀監督はいう。

「2022年、Yogibo Racingは世界での戦いを目指し、まったく新しい体制でGTワールドチャレンジ・アジアに参戦致します。横溝選手はフェラーリのことも、このシリーズのことも熟知している頼もしいエースです。そして藤波選手も若く、スピードがあり、またとても魅力的な人物です」

「新しい挑戦となりますが、監督としてこれまで得てきたことを活かし、多くの方に喜んでいただけるようなレースをご覧に入れられるように頑張って参りたいと思います。ぜひYogibo Racingにたくさんのご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」

 2022年のGTワールドチャレンジ・アジアには日本から続々と強力な体制が発表されているが、Yogibo Racingは大きな話題のひとつとなるのは間違いなさそうだ。

Yogibo Racing
2022年ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア参戦体制

カーナンバー:27
エントラント名:Yogibo Racing
チーム監督:芳賀美里
ドライバー:横溝直輝/藤波清斗
車両:フェラーリ488 GT3エボ

チームを率いる芳賀美里監督
チームを率いる芳賀美里監督
Yogibo Racingのフェラーリ488 GT3エボのカラーリング
Yogibo Racingのフェラーリ488 GT3エボのカラーリング
Yogibo Racingのフェラーリ488 GT3エボのカラーリング
Yogibo Racingのフェラーリ488 GT3エボのカラーリング
Yogibo Racingのフェラーリ488 GT3エボのカラーリング
Yogibo Racingのフェラーリ488 GT3エボのカラーリング
Yogibo Racingのドライバーが着用するレーシングスーツ
Yogibo Racingのドライバーが着用するレーシングスーツ
Yogibo Racingが2022年のGTワールドチャレンジ・アジアに参戦することになった。
Yogibo Racingが2022年のGTワールドチャレンジ・アジアに参戦することになった。


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