ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.03.18 11:36
更新日: 2022.03.18 11:50

【動画】バンピー度合いは世界最凶レベル。セブリング初上陸のトヨタGR010オンボード


 3月16日、WEC世界耐久選手権の2022年シーズン第1戦がアメリカ、フロリダ州のセブリングで開幕した。予選が行われた現地17日、シリーズの公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/FIAWEC)において、ブレンドン・ハートレーがドライブする8号車トヨタGR010ハイブリッドのオンボード映像が公開された。

 今季開幕戦セブリング1000マイルの舞台となるセブリング・インターナショナル・レースウェイは、アメリカ空軍の飛行訓練場跡地に造成され、1950年代にアメリカでの耐久レースが誕生した地だ。

 サーキットは飛行場跡ということもあり全体的にフラットだが、1周6.019kmのコースは荒れ、アスファルトに入った大きな亀裂や段差、空軍訓練場時代から残るコンクリートの継ぎ目などによって非常にバンピーな路面となっている。そのバンプの激しさは“世界一”とも言われ、シリーズがSNSへの投稿時に「#RespectTheBumps」というハッシュタグを用いるほどだ。

 現在YouTubeで公開されている動画では、今イベントでセブリングでの公式戦に初めて参加するハイパーカーの1台、8号車トヨタGR010ハイブリッドの走りを車載カメラの映像で確認することができる。このビデオでも車体の上下動がはっきりと分かり、セブリングが誇る世界最凶レベルの荒れた路面を感じることができるはずだ。

■1000 Miles of Sebring: Full onboard lap TOYOTA’s Hypercar


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