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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.04.28 18:17
更新日: 2022.04.28 18:26

トヨタ、ル・マンの前哨戦スパで今季初優勝を目指す。小林可夢偉「上位争いができると期待」/WEC

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ル・マン/WEC | トヨタ、ル・マンの前哨戦スパで今季初優勝を目指す。小林可夢偉「上位争いができると期待」/WEC

 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、5月5日から7日にかけてベルギー、スパ・フランコルシャン・サーキットで開催される、WEC世界耐久選手権第2戦スパ6時間レースでの今季初勝利を目指し、トヨタGR010ハイブリッド7号車と8号車の2台体制で同レースに挑む。

 今年3月にアメリカ・フロリダ州のセブリングで行われた2022年シーズン開幕戦は、今回と同様に2台のハイパーカーを走らせたチームにとって厳しい戦いとなった。ディフェンディングチャンピオンであるマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組7号車は、スタートから3時間過ぎに激しいクラッシュを喫しリタイアに。7号車はこのアクシデントによってシャシーが損傷したため、第2戦スパでは新車が投入される予定だ。

 一方、僚友のセバスチャン・ブエミとブレンドン・ハートレー、そして中嶋一貴TGR-E副会長に代わって新しいチームメンバーとして迎えられた平川亮が乗り込んだ8号車は2位表彰台を獲得するも、トヨタGR010ハイブリッドが2021年のデビュー以来続いていた連勝は6でストップしている。

 そんなTGRにとって、チームの拠点があるドイツ・ケルンから近いスパ・フランコルシャンで行われるスパ6時間レースは“ホームレース”のひとつと言える。トヨタチームはここで通算6勝をマークしており、来週末はスパ6連勝を目指してレースを戦っていく。

コース改修が行われる以前の、スパ・フランコルシャン名物のオー・ルージュ~ラディオン
コース改修が行われる以前の、スパ・フランコルシャン名物のオー・ルージュ~ラディオン

 なお、スパ・フランコルシャン・サーキットでは、同コース最大の特徴でもあるオー・ルージュからラディオンへと続く部分で、待避エリアやランオフエリアが拡大されるとともににコース路面も再舗装されるなど、安全性を高めるための改修が行われており、WECスパは改修後初めて行われるメジャーレースとなる。

 シリーズのハイライトで“世界三大レース”のひとつであるル・マン24時間の前哨戦に位置づけられるスパでのレースは、5月5日(木)に走行初日を迎え夕方から90分間のフリープラクティス1回目が実施される。翌6日(金)はプラクティス2、プラクティス3の後、18時20分(日本時間25時20分)から予選が行われる。決勝は7日土曜13時(日本時間20時)にスタートが切られる予定だ。

 WECの2022年シーズン第2ラウンドに臨むTGRドライバーたちのプレビューコメントは以下のとおり。

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