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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.04.30 13:07
更新日: 2022.05.01 13:55

2022年ル・マン24時間のエントリーリスト更新。日本人5名を含む全62台のラインアップが確定

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ル・マン/WEC | 2022年ル・マン24時間のエントリーリスト更新。日本人5名を含む全62台のラインアップが確定

 4月29日、ACOフランス西部自動車クラブは28日付で第90回ル・マン24時間レースの最新版・暫定エントリーリストを発表した。これにより6月11~12日に行われる伝統の1戦に出場する全62台のドライバーラインアップが確定した。

 今回のアップデートは、LMGTEプロクラスのフェラーリ勢と未定だったLMGTEアマクラス、およびLMP2チームのラインアップ確定が主な内容となっている。

 その中のひとつであるAFコルセの布陣では、ダニエル・セラとダビデ・リゴンがフェラーリ・セミワークスチームにカムバックしている。2019年のGTEプロクラスウイナーであるセラは、アレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームス・カラドとともにふたたび51号車フェラーリ488 GTE Evoをシェアする。

 一方のリゴンは、僚機52号車フェラーリのレギュラードライバーであるミゲル・モリーナ、アントニオ・フォコのペアに合流し“世界三大レース”のひとつを戦うことになった。

 なお、昨年のル・マンで、ピエール・グイディとカラドと組みGTEプロクラスを制したコム・レドガーは、ガレージ59のオペレーションでGTEアマクラスを戦う、インセプション・レーシングの59号車フェラーリ488 GTE Evoをドライブすることが決定している。

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のスタードライバーのひとりであるランガー・バン・デル・ザンデは、GTEアマクラスで66号車フェラーリ488 GTE Evoを走らせるJMWモータースポーツに合流。ふたりのアメリカ人ドライバー、ジェイソン・ハート、マーク・クバムとチームを組む。

 現在、IMSAのトップカテゴリーであるDPiクラスに“名門”チップ・ガナッシ・レーシングが運営するキャデラック・レーシングから参戦しているバン・デル・ザンデにとって、ル・マンでGTカーをドライブするのは今大会が初めての経験となる。彼は過去4回ル・マンに出場しているが、2度のLMP1参戦を含む3回はドラゴンスピードから、昨年はインターユーロポル・コンペティションからLMP2クラスに挑んだ。

 同じく北米からやってくるウェザーテック・レーシングでは、ジュリアン・アンドロウアーとジャンルカ・ジラウディが79号車ポルシェ911 RSR-19でクーパー・マクニールとチームを組む。また、アメリカのハードポイント・モータースポーツは、キャサリン・レッグとアドリアン・ド・レーネー、チームオーナーのロブ・フェリオールを登録している。

■次のページへ:総合優勝を争うハイパーカークラスは5台での戦いに

2021年8月に行われた第89回ル・マン24時間レースのフラッグ
2021年8月に行われた第89回ル・マン24時間レースのフラッグ

この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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