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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.05.11 12:18
更新日: 2022.05.11 12:37

将来のル・マン24時間とF1の日程重複を回避へ「非常に協力的」とFIAスポーツ部門副議長

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ル・マン/WEC | 将来のル・マン24時間とF1の日程重複を回避へ「非常に協力的」とFIAスポーツ部門副議長

 FIA国際自動車連盟のスポーツ部門副議長を務めるロバート・リードは、ル・マン24時間レースとF1のスケジュール衝突を緩和するために、とくに2023年に迎えるエンデュランス・クラシックレースの100周年に向けて、「非常に協力的」であると語った。

 2019年以来、3年ぶりに伝統的な6月中旬の日程に戻る今年のル・マンは、バクーで開催されるF1第8戦アゼルバイジャンGPとのバッティングを起こす。このふたつのイベントによるスケジュールの衝突は2016年に続き2度目だ。

 2015年にニコ・ヒュルケンベルグがポルシェ919ハイブリッドでル・マンを制して以来、F1にフル参戦しながらル・マンのグリッドに並んだ者はいない。ハースF1に復帰したケビン・マグヌッセンは、父親のヤン・マグヌッセンとともLMP2カーをドライブする可能性があったが、ふたたびの親子参戦の望みは絶たれることになった。マグヌッセン親子はハイクラス・レーシングとともにリザーブエントリーリストの1番手に名を連ねていた。

 先週末、スパ・フランコルシャンで開催された、WEC世界耐久選手権第2戦スパ6時間の記者会見に出席した元WRC世界ラリー選手権コドライバーは、この日程の問題を来年のイベントまでに解決したい意向を示した。

「私は昨夜のディナーでピエール・フィヨン(ACOフランス西部自動車クラブ会長)の向かいに座っていたので、とくに来年はル・マン100周年ということもあり、この問題に対するACOの考え方はよく分かっている」とリード氏は語った。

「我々が抱えている課題のひとつは、FIAがカレンダーに対して自律性を持っていないことだ。WECはプロモーターがカレンダーを提案し、それを受け入れるかどうかはFIA次第という、一部を除くすべての選手権と同じような仕組みで動いている」

「一部の選手権では安全上の問題によって制限されることもある。その中でF1は少し異なっており、カレンダーの内容はほとんどFIAが決めている」

「交渉の内容次第で多少の問題もあると思うが、日程の衝突が起こらないようにすることには非常に協力的だと思う。しかし、とくに来年は、我々が『来年は(開催日が)ぶつからない』と言えるいい機会であり、今後はそれが標準的になるはずだ」

FIA国際自動車連盟のスポーツ部門副議長を務めるロバート・リード
FIA国際自動車連盟のスポーツ部門副議長を務めるロバート・リード

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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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