9月9日から11日にかけて、静岡県小山町の富士スピードウェイで開催されるWEC世界耐久選手権の日本ラウンド、2022年シーズン第5戦『富士6時間耐久レース』ではレース観戦はもちろんのこと、レース以外の楽しみ方も数多く用意されている。
ここでは現地のイベント情報や、同時開催されるアクティブ＆アウトドアフェス『36 HOURS OF FUJI』の催しについて紹介する。
2019年以来、実に3年ぶりの開催となるWEC富士。9日（金）に開幕する同イベントは、予選日となる10日（土）から決勝日の11日（日）にかけて、富士スピードウェイ場内に滞在することが可能となっており、レース観戦とあわせてキャンプや車中泊などを楽しむことができる。
このシステムは同サーキットで開催されるスーパーGTのシリーズ戦などでも採用されているが、WEC富士はよりアウトドアを楽しむためのコンテンツが充実している。P16駐車場を会場とするCHILL OUT BASE（チルアウトベース）で気軽にバーベキューを満喫できる『手ぶらでBBQ』はそのひとつだ。
手ぶらでBBQは、火起こしなどの準備やあと片付けはすべてスタッフにお任せで、手軽にバーベキューを楽しみながらレース観戦ができるもの。予選日はナイトバーベキューにも対応。また、今回は食材やドリンクの持ち込みもできる“区画のみプラン”も新たに設定されている。
同じくチルアウトベースでは、便利なアウトドアグッズを販売する『キャンプビレッジ』が開設されるほか、美味しい料理とドリンクを楽しめるバーエリア『BAR BLOX15R』が登場。このバーは予選日の夜22時まで営業するという。
ナイトシネマも場内泊の魅力のひとつ。今回は富士スピードウェイで開催された1976年のF1世界選手権イン・ジャパン（F1日本GP）も劇中で描かれているモータースポーツ映画『ラッシュ／プライドと友情』が会場内の大型ビジョンで上映される。上映開始時刻は10日（土）19時30分だ。
さらに、チルアウトベースに展開されるTOYOTA GAZOO Racing ブースでは水素エネルギーで発電した電力を使用したコンテンツや、ゲストを招いての座談会が実施される予定となっている。同ブースとイベント広場内のTOYOTA GAZOO Racingブースの間では、燃料電池車を使った無料のシャトルタクシーが運行されるため、イベント広場とP16を行き来する際にはぜひ活用してもらいたい。運行時間は10日（土）が10時から17時、11日（日）は8時から17時30分となっている。
