イギリスを拠点にするJotaスポーツは、長年チームに在籍したドライバー、サイモン・ドランが2017年シーズンの参戦を取りやめたため、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズのタイトル防衛を見送ることになった。
実業家でもある47歳のドランは、フルタイムでのスポーツカーレースから退くことを決断。この決定は、今シーズンJotaがELMSで活動する計画がないことを意味しており、チームはWEC世界耐久選手権のLMP2クラスに集中することになる。
ドランは、16年に、ハリー・ティンクネル、ギド・バン・デル・ガルデとともにELMSのシリーズチャンピオンに輝いている。
「サイモン(・ドラン)はさまざまなことに取り組み、多くを費やして、やりたいことを達成した」 とチーム代表を務めるサム・ヒグネットは、ドランについて語った。
「彼はELMSのタイトルを獲得し、ル・マン24時間耐久レースではクラス優勝を果たしたことから、WECへの情熱を失ったんだ」
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