オーストラリアのマウント・パノラマ・サーキットで行われているインターコンチネンタルGTチャレンジ開幕戦『リキモリ・バサースト12時間』は2月4日に公式予選が行われ、マラネロ・モータースポーツの88号車フェラーリ488 GT3がポールポジションを獲得した。
このバサースト12時間は、近年GT3マシンを開発している自動車メーカーが力を入れており、ワークスや準ワークス級の強豪チームが数多く参戦している。
今季はプロドライバーのみで構成される“クラスA-GT3プロ”が新たに設定されたことで、総合優勝争いは例年以上に激しくなることが予想される。
4日に行われたバサースト12時間の予選は、3つのセッションに分けられ、現地時間10時40分からQ1がスタートした。
このQ1では全車がタイムアタックを行い、クラスB-GT3カップ以下、下位3クラスのグリッドが確定する。
続くQ2は、クラスA-GT3のみが出走するセッションで、Q1とQ2を通じてトップ10台に入ったマシンはトップ10シュートアウト(Q3)に進む。
ポールポジションを決定するQ3では、1台ずつ一度きりのアタックを行うスーパーラップ方式が採られ、暫定10位のマシンからタイムアタックを行った。
Q3で最初にアタックしたのは昨年バサーストを制したテクノ・オートスポーツ/マクラーレンGTのアルバロ・パレンテ。マクラーレン650S GT3を駆るパレンテは2分3秒978という好タイムをマークし、これが残る9台のターゲットとなった。