プジョーの元ワークスドライバーであるニコラス・ミナシアンが、イギリスに拠点を置くLMP2チーム、ドラゴンスピードのスポーツディレクターに就任した。
現在、44歳のミナシアンは、“ビジネス開発担当スポーツディレクター”の肩書きでチームへ加入。2017年はル・マン24時間耐久レースとELMSヨーロピアン・ル・マンシリーズへ参戦する同チームで、幅広い役割をこなすという。
昨年のセブリング12時間にドラゴンスピードから参戦したミナシアンはチームのリザーブドライバーを務めながら、レギュラードライバーをサポート。また、スポーツカーレース界での人脈を活かし、将来のビジネスチャンスを開拓していく。
イギリスF3選手権の優勝経験であるエルトン・ジュリアンが創設したドラゴンスピードは、ロシアのGドライブ・レーシングと協業。今季は参戦体制を2台に拡充する。
「チームのスポーツ面を担当することで自由裁量権を持つことができ、多くの方法でチームに貢献できる」とミナシアン。
「ドライバーたちとの仕事を楽しんでいるし、オフシーズン中にエルトンと2台目のマシンに必要なクルー探しも楽しみながらできたよ」
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