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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.03.18 06:16
更新日: 2017.03.17 22:17

ジャガーが半世紀ぶりにレースカーを内製。FタイプベースのGT4製作との報道

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ル・マン/WEC | ジャガーが半世紀ぶりにレースカーを内製。FタイプベースのGT4製作との報道

 イギリスの自動車メーカーであるジャガーがGT4規定のマシンを内製していると報じられた。同社がGTマシンを製作するのは半世紀以上ぶりのことになる。

 このプロジェクトは同社のスペシャルビークルオペレーションズ部門(SVO)が主導。ジャガーFタイプをベースに作業が進められているという。ジャガーは1950年代にル・マン24時間耐久レースを制したCタイプやDタイプ、1960年代にEタイプをベースとしたレーシングカーを内製。しかしそれ以降、グループC活動はTWRが担っていたため、自社でレーシングカー製作は手掛けていない。

 なお、GT4マシンの製作はプライベートプログラムとして稼働しているとして、ジャガーはコメントを拒否している。あるスポークスマンは「SVOには多くのリクエストが届いている。しかし、詳細はジャガーと顧客との極秘事項だ」とだけ述べた。

 英AUTOSPORTによれば、ジャガーは同プログラムのために1999年のル・マン優勝マシンであるBMW V12 LMRをデザインしたグラハム・ハンフリーズを雇用したという。ハンフリーズはこれまで、アストンマーチンに所属。エイドリアン・ニューエイとアストンマーチンの共同プロジェクト『アストンマーチン・バルキリー』の製作にも携わっていた。

 また、2013年にはベントレー・コンチネンタルGT3の製作にも関わっている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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