投稿日: 2024.12.05 12:29
更新日: 2024.12.10 20:01

SF公式/ルーキーテストに外国人ドライバー3名の参加決定。フェネストラズが22年以来のSFドライブへ


スーパーフォーミュラ | SF公式/ルーキーテストに外国人ドライバー3名の参加決定。フェネストラズが22年以来のSFドライブへ

 12月5日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は、SNS上で12月11日(水)〜13日(金)に三重県の鈴鹿サーキットで開催される公式テスト/ルーキーテストの参加メンバーを発表した。12月2日から発表されている7人に加え、この日は3人の外国人ドライバーが発表された。

 12月11〜13日に行われるスーパーフォーミュラの公式テスト/ルーキーテストは、2025年をうらなう重要なテスト。11〜12日は参加ドライバーに制限が設けられていないが、13日の2セッションはスーパーフォーミュラでのレース出走回数が積算で4戦未満のドライバーに限定される。そんなテストに新たに3人の外国人ドライバーが参加することになった。

 ひとりは日本でもお馴染み、サッシャ・フェネストラズ。ルノーのサポートを受けヨーロッパで戦っていたが、2019年に来日。後に親友ともなる宮田莉朋との戦いを制し、全日本F3選手権のチャンピオンを獲得。その後スーパーGT GT500クラス、そしてスーパーフォーミュラで戦い、2022年には1勝を挙げた。2022年からはフォーミュラEに参戦し、ニッサン・フォーミュラEのドライバーとして活躍していたが、2023-24シーズン限りでチームからは離れていた。フェネストラズにとっては2022年のスーパーフォーミュラドライブだ。

 そしてもうひとりは、2024年までFIA F2を戦ってきたほか、WEC世界耐久選手権のLMP2にも参戦していたエクアドル/アメリカ人ドライバーのファン-マヌエル・コレア。GP3やFIA F3でステップアップし、F1アルファロメオの開発ドライバーを務めていた経験ももっている。

 そして、もうひとりは2024年に全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権を戦ったケイレン・フレデリック。アメリカ人ドライバーで、2021年から23年までFIA F3で戦っていたが、活路を求め来日。2024年はスーパーフォーミュラ・ライツで1勝を飾り、ランキング5位でシーズンを終えた。自身はスーパーフォーミュラ参戦を目標としていることを公言しており、まずは目標へのワンステップとなる。すでにこの公式テスト/ルーキーテストに2024年のスーパーフォーミュラ・ライツからは野中誠太、小林利徠斗の参加も決まっている。

 いずれのドライバーも参加の詳細は12月9日(月)以降に発表される。なおSNSでの発表を見る限り、外国人ドライバーのうちオリバー・ラスムッセン、フェネストラズ、コレアはトヨタTRD01Fエンジン使用チームから参加することになりそうだ。

2024年はダムス・ルーカスオイルからFIA F2に参戦したファン-マヌエル・コレア
2024年はダムス・ルーカスオイルからFIA F2に参戦したファン-マヌエル・コレア
2024年はダムス・ルーカスオイルからFIA F2に参戦したファン-マヌエル・コレア
2024年はダムス・ルーカスオイルからFIA F2に参戦したファン-マヌエル・コレア
サッシャ・フェネストラズ(ニッサン・フォーミュラEチーム)
2023/24年フォーミュラE第7戦ミサノE-Prix 13番手から追い上げて5位フィニッシュとなったサッシャ・フェネストラズ(ニッサン・フォーミュラEチーム)
サッシャ・フェネストラズ(ニッサン・フォーミュラEチーム)
2023/24年フォーミュラE第5戦東京E-Prix サッシャ・フェネストラズ(ニッサン・フォーミュラEチーム)
波乱の展開となったスーパーフォーミュラ・ライツ第14戦岡山はフレデリックが制し初優勝を飾る
2024スーパーフォーミュラ・ライツ第5大会岡山 ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)
波乱の展開となったスーパーフォーミュラ・ライツ第14戦岡山はフレデリックが制し初優勝を飾る
2024スーパーフォーミュラ・ライツ第5大会岡山 第14戦を制したケイレン・フレデリックとマスタークラスを制したDRAGON、本山哲アドバイザー


関連のニュース