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投稿日: 2017.09.23 16:12
更新日: 2017.09.23 17:05

読めない上位争い、キャシディがスーパーフォーミュラ6戦目で初ポール獲得

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スーパーフォーミュラ | 読めない上位争い、キャシディがスーパーフォーミュラ6戦目で初ポール獲得

 残り2大会となりタイトル争いも大詰めとなった全日本スーパーフォーミュラ選手権。第6戦SUGOの予選が土曜日に行われ、ニック・キャシディ(KONDO RACING)が自身初のポールポジション(PP)を獲得した。

 第4戦もてぎ、第5戦オートポリスでは2スペック制のタイヤフォーマットにてレースが行われたが、SUGO戦はミディアムタイヤのみの1スペック制に戻ってのレースとなる。

 天候は金曜日の夜から土曜の朝にかけて雨が降り、午前中のフリー走行はウエットタイヤを装着しての走り出しに。セッション終盤には、走行ラインのみが乾き、多くのドライバーがスリックタイヤに履き替えてマシンの確認やタイヤの皮むき等を行っていた。

 Q1セッション、空は厚い雲に覆れ、気温21度、路面温度22度と肌寒さも感じられるなか、20分間のノックアウト式予選Q1がスタートした。路面コンディションは完全に乾き、各車タイヤを暖めながら、ドライコンディションでのマシンの最終確認を行う。最初にトップタイムをマークしたのはヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の1分06秒060。

 その後、各自確認を終えたのち、セットアップの最終調整とニュータイヤに履き替えるため、全車ピットイン。残り時間7分を切ったあたりで各車再びコースへと向かった。SUGOは1周3.704mとコース距離が短く、19台がアタックする中でいかにクリアラップを取れるかがまずは勝負どころ。計算とともに運も必要となる。

 最初のターゲットタイムとなったのはアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が計測3周目で出した1分05秒712。そのあとをチームメイトの中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が続く。多くのマシンが計測3周目にアタックを行ったなか、計測4周目、チェッカーフラッグが振られるとほぼ同じタイミングでマーデンボローが1分05秒685とトップタイム更新。

 さらにその直後、チームメイトの関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分05秒530とマーデンボローのタイムをわずかに塗り替えインパル勢がワンツーでQ2進出。

 もてぎ、オートポリスとコースレコードを更新していた野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は0.009秒足りずまさかの15番手でノックアウト。そのほか山本尚貴(TEAM MUGEN)、山下健太(KONDO RACING)、大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)、小暮卓史(B-MAX)がQ1敗退となった。


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