スーパーフォーミュラ鈴鹿テストに続々注目株。福住、大津、ハリアントが参加へ

　11月29日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション（JRP）は12月6〜7日に鈴鹿サーキットで行われるスーパーフォーミュラ合同テスト・ルーキードライバーテストのエントリーについて、追加のドライバーを発表した。

　11月27日に最初のエントリーリストが公開されて以降、当初名前が記されていなかった部分に続々と楽しみな名前が記載されているスーパーフォーミュラ合同テスト・ルーキードライバーテストのエントリーリスト。29日には、ホンダHR-417Eを使うマシンに、4名の名が記された。

　まずREAL RACINGの10号車は、チームのエースであり、2017年もステアリングを握っていた塚越広大の名が記された。そして、ある意味サプライズと言えるのは、今季はレッドブルカラーに彩られ、ピエール・ガスリーがドライブしていたTEAM無限の15号車に、福住仁嶺の名が記されたことだ。

　福住は2015年に全日本F3選手権に参戦した後、ヨーロッパに渡りGP3に参戦。2017年は2勝を挙げ、ランキング3位に輝いている。2018年に向けてはFIA F2に参戦することが確実と思われている存在だが、12月1日発売のオートスポーツNo.1470では福住に関する“驚愕のニュース”が記されており、今回のテストドライブはそれとも合致する内容だ。

　また、ホンダのテストカーである05号車にも、注目のふたりの名が記された。28日時点でドライバー枠がふたつに増やされていた05号車には、2016〜17年に全日本F3に参戦し、最終戦SUGOでうれしい初勝利を挙げた大津弘樹と、インドネシア人初のF1ドライバーとして昨年マノーをドライブした、リオ・ハリアントだ。

　ハリアントは16年のシーズン途中でエステバン・オコンにシートを譲っているが、GP2でも上位を争ってきた存在。もしスーパーフォーミュラ参戦が実現すれば、楽しみな存在なのは間違いないだろう。

スーパーフォーミュラ 合同テスト・ルーキードライバーテスト
エントリーリスト（11/29）

※：11/29追加分