スーパーフォーミュラニュース

2018.05.11

リベンジ狙う平川に松下、WECスパのペナルティの影響が気になる可夢偉:スーパーフォーミュラ第2戦


 前回の開幕戦鈴鹿では予選Q2が赤旗中断になり順位が入り乱れたとはいえ、結果的にトップ5をホンダエンジンユーザーが占めて関係者に衝撃を与えた今季のスーパーフォーミュラ。決勝でもポールポジションの山本尚貴(TEAM MUGEN)がトップフィニッシュを果たし、『ホンダ&山本強し!』の印象を与えたが、第2戦オートポリスではどうか。

 予選、決勝と開幕戦でトップを奪ったホンダエンジンだが、実は決勝ではそのホンダ陣営を驚かす出来事があった。それは、トヨタエンジンの燃費の良さだ。正確な数値は不明だが、どのマシンもトヨタエンジン勢はホンダエンジン勢よりピットストップ時間が3〜4秒、短かった。「ちょっとあり得ない数値ですね……」とホンダ関係者が話すように、レースでの燃費の良さはトヨタ陣営の大きな武器になりつつある。

 一方のホンダ勢は今季、F1でも投入されている最新技術のプレチャンバーシステムを導入していると言われ、その効果によって大幅な出力アップを果たしていると伝えられる。トヨタもプレチャンバーを導入しているようだが、その成熟度に差があるようだ。さらに、ホンダの佐伯昌弘エンジニアが明言しているのが、エンジンの剛性面での強化だ。

「もともと、SF14の車体とエンジン、ギヤボックスの結合部には弱いところがありました。今季のエンジンは昨年より少し重くなっていますが、その剛性面での強化を踏まえてのことです」と佐伯エンジニア。

 これは推測ではあるが、ホンダの今季型エンジンHR-417Eは剛性面がアップしたことにより、トヨタエンジンよりもターボチャージャーのブーストアップが可能になったのではないか。もしかしたら決勝での燃費もそのブースト圧が影響しているのかもしれないが、予選の一発では大きな武器になる。

 もちろん、トヨタエンジンとしても、手をこまねいているばかりではない。ベースが同じスーパーGTでは先日の第2戦富士でレクサス陣営が復調。その要因のひとつとして、スーパーGTの開幕前テストで壊れたエンジンの原因が判明したことにより、出力をきっちりと出せるようになったことが挙げられる。

 当然、ベースが同じエンジンならば、スーパーGTで実現したものが今回のスーパーフォーミュラでも可能となるのが自然な流れ。特に今週日曜日はオートポリスは雨の確率が高い状況で、なおさら、予選順位が重要になってくる。トヨタエンジンも出力を上げて予選に臨む可能性が高い。

 今回のオートポリスではFIA F2スペイン・バルセロナ大会に出場する福住仁嶺(TEAM MUGEN)に代わって、坂口晴南がスーパーフォーミュラデビュー。また、ウオモ スノコ チーム ルマンではピエトロ・フィッティパルディに代わってトム・ディルマンがステアリングを握る。ふたりがどのようなパフォーマンスを見せるか、まずは注目のひとつになる。


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