全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は8月18~19日に開催する第5戦ツインリンクもてぎのエントリーリストを発表。並行参戦するWEC世界耐久選手権に出場する中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)と小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)の代役として、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、中山雄一が起用されている。
全7戦で構成されている2018年のスーパーフォーミュラ。シリーズ終盤戦の幕開けとなるのが、このもてぎ戦だ。
発表されたエントリーリストでは全19台がエントリー。これまでFIA F2出場を優先してきた福住仁嶺も第1戦鈴鹿以来にスーパーフォーミュラへ参戦し、TEAM MUGENの15号車をドライブする。
また、UOMO SUNOCO TEAM LEMANSは第2戦オートポリス、第3戦スポーツランドSUGO、第4戦富士スピードウェイと同様に、トム・ディルマンを7号車のドライバーに起用する。
しかし、この週末はWEC“スーパーシーズン”第3戦シルバーストンと日程が重なっており、WECにTOYOTA GAZOO Racingから参戦している一貴と可夢偉は欠場を強いられることになった。
代役を務めるのは、VANTELIN TEAM TOM’Sはオリベイラ、carrozzeria Team KCMGは中山。どちらも2016年までスーパーフォーミュラに参戦したドライバーだけにSF14での経験は充分。今季から全戦で導入されているタイヤ2スペック制にどれだけ早く適応できるかがポイントとなりそうだ。
一貴はドライバーズランキング4位タイ、可夢偉は第3戦SUGOで優勝目前の走りをみせているだけに、今回の欠場はファンには残念なニュースではあるものの、ひさしぶりの参戦となるオリベイラ、中山がどんな走りをみせるか楽しみなところだ。