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投稿日: 2018.09.08 17:00
更新日: 2018.09.08 18:38

関口と可夢偉の0.02秒差のポールバトル。山本、石浦はまさかのQ2脱落/スーパーフォーミュラ第6戦岡山予選

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スーパーフォーミュラ | 関口と可夢偉の0.02秒差のポールバトル。山本、石浦はまさかのQ2脱落/スーパーフォーミュラ第6戦岡山予選

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の公式予選が9月8日、岡山国際サーキットで行われ、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が今季初のポールポジションを獲得。一方、タイトル争いを展開する山本尚貴(TEAM MUGEN)と石浦宏明(P.MU/CERUMO·INGING)はQ3進出を逃す波乱の予選となった。

 この日は朝から雨模様。スーパーフォーミュラの予選は、雨粒が落ちていないもののフルウエットの路面コンディションのなかで始まった。今大会では、WEC世界耐久選手権参戦を優先し、前戦もてぎを欠場していた小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が復帰している。

■Q1:福住、無念の予選。Q1で姿消す

 予選開始時点での気温は21度、路面温度26度。各車、水しぶきを上げながらファーストアタックに挑んでいく。しかし予選Q1開始直後、朝のフリー走行でトップタイムをマークしたトム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がダブルヘアピンひとつめでタイヤバリアに突っ込み、マシンを止めてしまう。ほぼ同時に、1コーナーでは福住仁嶺(TEAM MUGEN)がグラベルにつかまり、マシンを停止。ここで赤旗が提示され、セッションは一時中断となる。

 ディルマン、福住は自力でピットまで戻れなかったため、ふたりの予選はここで終了を迎えることになった。前戦の決勝レースでは序盤の接触により不本意な結果に終わった福住。福住はすぐにその場を離れず、マシンを見つめる姿が場内放送に映し出されていた。

 マシン回収のため約15分の中断ののち、セッションは残り約16分で再開。アウトラップから1周目でトップタイムをマークしたのは、前戦もてぎウイナーの石浦。石浦はその後ピットにマシンを戻し、ウエットタイヤのユーズドタイヤからニュータイヤに履き替えたとの情報が入っている。

 その間、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がトップタイムを更新し、トップに浮上する。Q1セッション残り約5分時点で、ポイントランキングトップのニック・キャシディ(KONDO RACING)がいまだQ1脱落ゾーン。

 終盤に入り、塚越広大(REAL RACING)がタイムを一気に更新し、2番手に浮上する。続いてキャシディも大幅にタイムを詰め、塚越に代わり2番手につけた。

 しかしトップは平川で変わらないまま、ただひとり1分26秒台でQ1通過を決める。2番手にはキャシディ、3番手に塚越。4番手には終盤にタイムを更新した可夢偉が浮上した。

 石浦は6番手でQ1進出を決めた一方、タイトル争いを展開する山本尚貴(TEAM MUGEN)はなかなか上位タイムをマークすることができず、ノックアウトゾーンぎりぎりの14番手。なんとかQ1脱落から踏みとどまった。

 Q1で姿を消したのは伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)、一貴、千代勝正(B-MAX RACING TEAM)。そして序盤にセッションを終えた福住とディルマンだ。一貴は最後までタイムを更新することができず、16番手から明日の決勝を迎えることになった。

■Q2:タイトル争いを展開する山本、石浦がまさかのQ2敗退


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