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投稿日: 2018.10.27 14:04
更新日: 2018.10.27 17:18

山本、スーパーフォーミュラ最終戦予選ポール獲得で逆転王座に望み。石浦はまさかのQ2敗退で11番手

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スーパーフォーミュラ | 山本、スーパーフォーミュラ最終戦予選ポール獲得で逆転王座に望み。石浦はまさかのQ2敗退で11番手

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の公式予選が10月27日、鈴鹿サーキットで行われ、山本尚貴(TEAM MUGEN)がポールポジションを獲得した。スーパーフォーミュラは今大会が最終戦。2018年のチャンピオン獲得に向け、山本が予選PPで1ポイントを稼ぎ、最高の形で決勝レースを迎えることになった。

 午前中に行われたフリー走行はウエットコンディションで始まったものの、次第に路面状況が回復。公式予選を迎えるころにはややウエットパッチが残るが、ドライコンディション。気温21度、路面温度25度のなか、各ドライバーによるポールポジション獲得に向けたタイムアタックが始まった。

■Q1:圧巻のトップタイムをマークした山本。石浦は滑り込みQ2進出

 20分間で争われる予選Q1。前半のアタックでトップに立ったのは石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)。その後、山本がそのタイムを上回る。

 山本は計測2周目には1分38秒591のタイムを叩き出し、トップをキープ。2番手に中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、3番手には国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が続く。

 しかし開始5分すぎ、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)のマシンから大量の煙が吹き、そのままピットロードに。野尻はピットロードの最終コーナーよりにマシンを停め、マーシャルの消化作業によってマシンからの白煙は収まったたものの、このアクシデントにより赤旗が提示され、セッションは一時中断となった。

 野尻が駆るDOCOMO DANDELION M5S SF14が煙を出した原因はオイル漏れの様子。野尻はここで予選アタックから退くこととなった。セッションはコース上にも落ちたオイルの処理を終え、中断から約15分後に再開している。

 Q1セッションは残り時間約14分で再び始まった。石浦を先頭に続々とコースインするなか、チャンピオン候補の一角、山本はピットでステイ。ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)、松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)らがタイムを更新するも、山本のタイムには届かない。

 セッション再開後約7分をすぎたころから、2回目のタイムアタックが始まった。ここで山本がついにコースイン。計測1周目で自身のトップタイムを更新して1分38秒477をマークすると、トップを堅守。この時点で、石浦がいまだノックアウトゾーンに留まっている。


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