全日本スーパーフォーミュラ選手権の第5戦岡山・レース2は、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が悲願のスーパーフォーミュラ、シリーズ戦初優勝を飾った。
日曜日は午前中に2セッションのノックアウト方式予選、午後に51周・タイヤ交換義務付けの決勝レースが行われた。
予選では、昨日ポールポジションの中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)と僚友アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)のトムス勢がQ1で脱落。Q2では小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)が、セッション中盤でアトウッドカーブでコースアウト、赤旗中断となるなど、前日同様に波乱含みの争いとなった。
そんななかで、レース1を制したストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)のチームメイト、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が最終ラップに大きく自己ベストタイムを更新し今季初ポールポジションを獲得。2番手には昨年岡山で優勝した石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が入り、3番手にはバンドーンとなった。
ただし、バンドーンはQ2のセッション再開時にブレーキ冷却用のファンを着けたままピットを後にしてしまったため、『安全確認違反』のペナルティを受け3グリッド降格。これで3番グリッドにはジェームス・ロシター(KONDO RACING)がつける。