投稿日: 2019.02.22 16:29
更新日: 2019.04.17 21:08

“一度で二度美味しい”鈴鹿2&4。スーパーフォーミュラは新型車に、全日本ロードでは2メーカーが体制一新


スーパーフォーミュラ | “一度で二度美味しい”鈴鹿2&4。スーパーフォーミュラは新型車に、全日本ロードでは2メーカーが体制一新

 4月20~21日に鈴鹿サーキットで行われる『2019 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース』。国内トップフォーミュラである全日本スーパーフォーミュラ選手権と国内二輪レース最高峰の全日本ロードレース選手権を同時に楽しめる今大会の見どころを紹介する。

 モータースポーツファンにはお馴染みの存在となっている鈴鹿の2&4レース。その名のとおり、二輪レースと四輪レースを一度に楽しめる“一度で二度美味しい”大会だ。

 四輪のスーパーフォーミュラについては、この2019年から新型シャシー『SF19』が導入されることが最大のトピックス。これによりシリーズの勢力図は一度リセットされることになる。

 スーパーフォーミュラは2014年から2018年までイタリアのダラーラ社が制作したSF14シャシーを使用して争われてきた。軽量かつ高い運動性能を併せ持つ“クイック&ライト”をテーマに開発されたシャシーは、F1に匹敵するコーナリングスピードを実現した。

 小林可夢偉や中嶋一貴、山本尚貴など参戦しているドライバーも強豪ぞろいで、2019年はレッドブル・ホンダからF1に参戦するピエール・ガスリーもシリーズに参戦。

 今季のドライバーラインアップについてはすでにトヨタ、ホンダから発表されているとおり、2018年のチャンピオン山本尚貴が移籍するほか、全日本F3王者である坪井翔、昨年まで海外フォーミュラを戦っていた牧野任祐の参戦、ハリソン・ニューウェイ、ダニエル・ティクトゥム、アレックス・パロウといった外国人ドライバーも顔をそろえるなど、現在のスーパーフォーミュラはF1を目指す海外のドライバーも参戦を熱望するカテゴリーに成長している。

 この成長の一翼を担ったSF14シャシーの後継が、2019年から導入されるSF19だ。製作はダラーラが引き続き担当し、エアロダイナミクスの見直しやフロントタイヤ径の拡大などで“クイック&ライト”の特性をさらに進化させている。外観ではF1と同じ頭部保護デバイス“HALO”が導入されたことも大きなトピックスだ。

メインストレートに並んだ一貴(#00)と琢磨(#11)

 すでにマシン自体は開発テストやデモランなどで鈴鹿をはじめとする国内サーキットを走行しているが、全チームが実戦を想定したデータ収集ができるのは開幕前に2回予定されている公式テストのみ。

 特に鈴鹿に関しては、“スーパーフォーミュラ・オープニングラップ”が行われるモースポフェス2019 SUZUKA~モータースポーツファン感謝デー~の翌日3月4~5日に実施される第1回公式テストだけが唯一の走行チャンスだ。

 つまり各ドライバー、チームとも、この2日間で集めたデータをもとに開幕戦鈴鹿へ挑むことになる。これまでのデータが活きてくる場面も多少はあるだろうが、おおむねイコールコンディションといっていい状況なのだ。そのため鈴鹿公式テストで速いタイムを刻んだドライバーが、開幕戦でもそのまま上位に来る可能性は充分にあるだろう。

 こうした状況で勝敗を分けるのはドライバー、チームの地力だ。2018年王者の山本を筆頭に、石浦宏明や一貴、可夢偉、野尻智紀といった経験豊富なドライバー、そしてTEAM MUGENやJMS P.MU/CERUMO・INGING、TEAM IMPUL、VANTELIN TEAM TOM’Sといったチームが上位争いに食い込んでくる可能性は高いだろう。

 ただ勢いのある若手やルーキー勢にもチャンスがあることは確か。今年がスーパーフォーミュラフル参戦初年度となるティクトゥムをはじめ、ニューウェイ、パロウといった外国人勢、福住仁嶺、牧野など海外で経験を積んできた若手が優勝争いを演じても不思議ではない。

 ちなみに鈴鹿2&4のレースフォーマットについては現時点ではアナウンスされていないものの、週末1レース制で行われる見込み。SF19シャシーの初戦は練習走行から展開の読めない見ごたえあるレースになりそうだ。

2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦鈴鹿 スタートシーン
2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦鈴鹿 スタートシーン

■全日本ロードレース最高峰、JSB1000クラスは国内4メーカーの争いが激化か


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