現在のスーパーフォーミュラが僅差のタイム差で争われていることは、いわずもがな。今回の第4戦もてぎでも、予選ではQ1トップの小林可夢偉1分33秒247から塚越広大の1分34秒247まで、実に15台がきっちり1秒以内という接近戦だった。
その状況では文字どおり、わずかなミス、そして、走行タイミングやアタック中の風の向きや強さでも順位がいくつも変わってしまう可能性がある、極めてシビアな戦いになっている。
予選のタイム差がシビアな上に、今回のもてぎはストップ&ゴーのレイアウトでコース上のオーバーテイクが極めて難しいレイアウト。スタートとピットストップ作業が勝負どころとなるのは、他のサーキット以上に明らかだった。そして今回、その焦点であるピット作業で大小さまざまなトラブルが起きてしまった。