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投稿日: 2019.03.26 16:44
更新日: 2019.03.26 18:13

【スーパーフォーミュラ第2回公式合同テスト富士】初日午後:ルーキーの坪井がトップタイム。ホンダ勢はアウアーが2番手

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スーパーフォーミュラ | 【スーパーフォーミュラ第2回公式合同テスト富士】初日午後:ルーキーの坪井がトップタイム。ホンダ勢はアウアーが2番手

 富士スピードウェイで行われている第2回スーパーフォーミュラ公式合同テスト。初日の午後は、ルーキーの坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がトップタイムをマークした。赤旗が4回出た午前のセッションとは打って変わって、午後のセッションは中断はなくスムーズに進行。各車、4月20日に鈴鹿で迎える開幕戦に向けて、精力的に周回を重ねた。

 春休みということもあってか、平日にも関わらず富士スピードウェイには大勢のファンが詰めかけた。午後には晴れ間も広がり、完全なドライコンディションでセッションが始まった。

 走行開始とともに各マシンが積極的にコースへ出て行き、ロングラン主体のプログラムを進めていった。序盤は頻繁に順位が入れ替わったが、開始から30分も経つと順位に大きな動きは見られなかった。

 17号車のREAL RACINGは午前は塚越広大がステアリング握ったが、午後はトリスタン・シャルパンティエがコックピットに収まり、周回を重ねている。

 セッションの折り返しまではニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)がトップにつけていたが、残り時間が1時間を切ったところでハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing Team)や平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がトップタイムを塗り替えていく。

 その後、ルーカス・アウアー(B-Max Racing Team)が1分22秒391というタイムをマーク。富士スピードウェイのコースレコードは、2014年のスーパーフォーミュラ第2戦で記録された1分22秒572。まだ開幕前のテストとはいえ、午前のセッションに引き続きコースレコードを上回る速さをみせた。

 終盤になるとアタックを行うマシンが増え、そのなかで坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がアウアーのタイムを上回る1分22秒204を記録してトップに立った。セッションはこれで終了となり、ルーキーの坪井とアウアーがワン・ツーでテスト初日を締めくくった。
 公式テスト2回目は明日27日に2日目を迎え、午前のセッションは9時00分から開始される。

スーパーフォーミュラ公式合同テスト富士 
午後のテストで2番手タイムをマークしたルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)

スーパーフォーミュラ公式合同テスト富士 
鈴鹿ではカーボン地だったが、富士ではシルバーのカラーリングとなったREAL RACING。午前は塚越、午後はシャルパンティエがドライブ
スーパーフォーミュラ公式合同テスト富士 
スーパーフォーミュラ公式合同テスト富士の午後セッションで3番手の石浦宏明(P.MU / CERUMO · INGING)
スーパーフォーミュラ公式合同テスト富士 
スーパーフォーミュラ公式合同テスト富士のブレーキングでスモークを上げるダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)

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